4月29日から5月14日の間にこの附近を案内しています。この附近は稲子沢層の中の千畑(せんはた)礫岩層(Sh)です。千畑礫岩層は鋸山南側の砂浜では大きな蛇紋岩礫岩の岩塊が現れています。
周囲は明鐘岬を含めて稲子沢層の凝灰質砂岩泥岩互層(In)に取り囲まれています。
鋸山の中腹附近は凝灰質砂岩、凝灰質礫岩を含む萩生層(Hg)。山頂付近は上総層群に属する凝灰質礫岩及び凝灰質砂岩の竹岡層(To)です。この萩生層と竹岡層が建材として関東一円で重用された「房州石」と言う石材です。
2021年2月末から、少しやり方を変えて、所在地を地図と座標で示しながら、千葉県内は凝灰岩以外の石材も含めながら、それ以外はほぼ凝灰岩質石材の、丁場や石造物の観察記録をご紹介する事にしました。整理番号を付けており、最初の6桁はJISの地域コードです。現在1,430件の観察記録の一部を常時検索できる形で紹介する事にしました。古いものは順次削除して入れ替える予定です。宜しくお願いします!
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