2011年7月9日土曜日

房州石・古墳(T-8)補遺:不動岩

4月29日から5月14日の間にこの附近を案内しています。この附近は稲子沢層の中の千畑(せんはた)礫岩層(Sh)です。千畑礫岩層は鋸山南側の砂浜では大きな蛇紋岩礫岩の岩塊が現れています。
周囲は明鐘岬を含めて稲子沢層の凝灰質砂岩泥岩互層(In)に取り囲まれています。
鋸山の中腹附近は凝灰質砂岩、凝灰質礫岩を含む萩生層(Hg)。山頂付近は上総層群に属する凝灰質礫岩及び凝灰質砂岩の竹岡層(To)です。この萩生層と竹岡層が建材として関東一円で重用された「房州石」と言う石材です。

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