2012年12月8日土曜日

箱根外輪山溶岩 (5-3) 本小松溶岩

丁場の石材岩塊の大きさがピンと来ないかもしれないので、大型のショベルが入った画像を一枚置きましょう。観察会の下見に見学させて頂いた時のものです。場所により冷却節理の入り方は様々で、これまで六角柱状節理が高くそびえる様なものばかり見て来た私にとっては新鮮な驚きでした。ここの丁場は良く観察会を受け入れているので、丁場全体を見渡せるような画像はご覧になっていると思います。

2012年12月7日金曜日

箱根外輪山溶岩 (5-2) 本小松溶岩採石場

本小松溶岩は、根府川溶岩と似たこの様な産状で採掘されています。根府川よりは厚みも長さも遥かにこちらの方が大きい部分が在ります。

2012年12月6日木曜日

箱根外輪山溶岩 (5-1) 本小松溶岩

本小松溶岩と言うのは真鶴でもJR線路よりも山側が中心に採掘されていて、高級な墓石として用いられているものが多く採掘されます。その中でも青目と赤目と言う区分が在り、これはその両者の違いを見て頂く為に両方を並べてみたものです。青目は実はもう少し深い色合いのものが恒久だそうです。

2012年12月5日水曜日

那須火山:車窓から

実は何時撮影したのかはっきりしないのだが、多分2010年の初冬の出張時に撮影したものだろうと思うのだが・・・ 偶然出て来たので、

2012年12月4日火曜日

箱根外輪山溶岩 (4-8) 岩溶岩

4-4でご案内した熔岩と同じ類のものですが、板状に参加した部分が入っているものを丁度その面で割れているものが在りましたのでご紹介します。
明日からは別の溶岩グループに移動します。

2012年12月3日月曜日

房州石と伊豆石:お詫びと訂正と

このブログの一番最初からの10枚の画像は足利の街で拝見したこの画像と大変よく似た石材で、当時房州石だけがこの様な美しい堆積模様を造ると思って居た小生はこれを房州石としてご紹介しました。自分のフィールドが房総半島から北関東に偏って居る為に、伊豆石を意識する事はあまりありませんでしたが、ここ数年伊豆にも年に2-3回足を向ける様になって、特に下田市内の古い建築物を見るようになってから、伊豆石と房州石の中に大変に良く似た石材が在る事に気付き始めました。
この画像は、下田市のペリーロードと言う細い川に面した家屋の戸袋の様な構造の部分に使われている石材ですが、足利の石材に良く似ています。
足利の石材については一度房州石の採石場を経営して居られた方に画像を見て頂いた事が有るのですが、その時は何処の産出か判らないとの事でした。
足利の石材とそっくりの石材が、石材産地の下田で使われているとなると、この石材産地は伊豆と(それも石材を多く採掘していた恐らく下田市内に)考えるのが妥当だと考えます。
足利の画像をリュックに入れて昨日も鋸山を歩きましたが、房州石との一番の違いはこの石材を構成する粒子の肌理の細かさに在る様に思います。勿論、軽石の部分には大きなものが含まれて居ますが、それでも大変に粒子の細かなものがこの堆積構造を作り出しています。暗い色調の部分も、これはスコリアや火山灰砂なのでしょうが、房州石に良く見られる数ミリのサイズのものは殆ど無いと言うのが決め手だと思います。
あまり多くの画像を撮影していなかったので、このブログでご案内するのは既にご案内した下記の画像と2枚だけに成りますが年末年始に下田を歩く機会に恵まれたら、少し詳細な写真を撮影してみようと思って居ます。伊豆は宿泊費が小生には高価で、中々南の方で宿泊出来ないので、下田は結構遠い場所です。もう一枚の画像はラベル「房州石と伊豆石」でご覧下さい。
千葉県内の比較的狭い範囲にも伊豆石が移入され使われて居る事が判っていますが、これからも慎重に判断を行い間違いのない情報提供に努めたいと考えて居ます。