2016年8月27日土曜日

へそ石 (3) 剪断(?)

ヘソ石のもう一つの特徴は「へそ」に対して軸直角の剪断なのだろうと思うのだが(確証は無い)割れ目が多い事だろう。
極端な例は
別に礫の中央部に割れ目が入ると言う訳では無いが礫の一部がこの様な形状を示すものも在る。
穴が沢山あるが、中央やや右手が本来の「へそ」だろう。但し、穴の位置は様々なので他の穴も、同様に「へそ」なのかもしれない。
中にはこの様に未だ始めたばかりのような礫も

2016年8月25日木曜日

諏訪之瀬島の活動が活発に!

今日の午後、爆発が発生しているが、夜も活動が活発だ。
気象庁の火山カメラ画像から


へそ石 (2) へその形状

ヘソ石を丁度中央の貫通穴に沿って割った画像が有る筈なのだが、フォルダーを色々と変えて検索しても出て来ないので、取り敢えず「へそ」の語源となったこのノジュールの形状的特徴を並べてみよう。
最初は、博物館の行事で「石割体験」のイベント用に用意した「ヘソ石」

「へそ石」の「へそ」は、この手のノジュール全てに明瞭に観察できる訳でもないが、大体こんな雰囲気です。







2016年8月23日火曜日

「へそ石」 (1)

千葉にだけあると言うものでは無く、三浦半島の葉山層群や、静岡の安部川や、四国は室戸半島などにも産出するらしいのだが、「へそ」のあるノジュールを見た事が有るだろうか?
今年(2016)の初めに実はある小さな枯山水の御庭に、花崗岩の円礫が水面を表す中に、このヘソ石が20個余り点在するのを拝見した。まずはその画像を御紹介しよう。

小さな海の景色に漂う鉄錆色の小球が「ヘソ石」

前景に続く広い海の景色

ヘソ石の接写画像。ヘソが判りますね。