2010年12月18日土曜日

下田市三穂ヶ崎 板見漁港(13)

これはまた全く別の「様式」ですね。風の向きでこの様に筋が着くのかと思いましたが、次の画像の露頭ではまたサッパリ判らなくなりました。しかも画面手前にはなんだか小型の異質なブロックが含まれています。これは誰かがこの上の部分を持ち去ったのでしょうか?
この地域の画像も残り少なくなりました。この後は大谷石や最初に取上げた房州石等を取上げる予定です。
二つの地学系素人画像的ブログに掲載した画像が788枚、283MBに達しました。このペースなら後2年は広告も無しで小生の経済的負担の無い無料のママ充分やっていけそうです。画像は古いものを覗いて1280x800サイズを出来るだけ守る様に選択編集しています。DLは御自由にどうぞ!

2010年12月17日金曜日

下田市三穂ヶ崎 板見漁港(12)

少し広い範囲を見るとこの様に配列しています。海水面との位置関係で、彫の深さが変わっている事も有りますが、この様に同じ平面でもかなり形状の変化はあります。節理の様な割れ目の筋は別の塊の中にまで食い込んでいるものが在りますので、枕状溶岩や偽枕状溶岩とも考えられないと思います。しかもほんの少し離れただけで地層の流れる向きが変わる事だって在るとは思うけれど、この附近の堆積層はほぼ「横位置」です。垂直方向には流れていない様です。

2010年12月16日木曜日

下田市三穂ヶ崎 板見漁港(11)

前の画像の凸部の出っ張りの高さも大きかったけれど此方の凹みも彫が深いですね。これだけ彫りの深い侵食が出来ると言う事は、この形状に類似した密度差か硬度差か?侵食に強い構造がこの岩に不均質に存在するからなのでしょう。
残念ながら小生の知識レベルでは「不思議!」以外には・・・

2010年12月15日水曜日

下田市三穂ヶ崎 板見漁港(10)

まだまだバリエーションが在ります。柱状節理の場合にたまに中心部に円形の色相が異なる部分が存在する事があるので、といっても、左側は一応円形を作りながら右側では線状ですから、一体どのような要因があってこんなものが出来るのやら!

2010年12月14日火曜日

下田市三穂ヶ崎 板見漁港(9)

前の画像と異なり、この画像では比較的外側に気泡状の穴ぼこが多く中心部は比較的少ないですね。解説も説明も付けようが無いのが残念。このような風化に至るには岩質や雰囲気中の塩分や様々な要素があるのでしょうが不思議な造形です。

2010年12月13日月曜日

下田市三穂ヶ崎 板見漁港(8)

溶岩なのか?凝灰質砂岩なのか?横の崖を見ると凝灰質砂岩の様な雰囲気ですが、中々面白い顔付きになりますね。割れ目に沿った縁の部分が残るのは割れ目の隙間を埋めた鉱物がその岩の極浅い部分まで固めてしまったせいでしょうか?真ん中の気泡の様な穴だらけの部分も内部が一体どうなっているのかハンマーが有れば叩いて見たい気がしましたが残念ながら手が在りません。薄片を作って顕微鏡で観察すれば子の様な事になった要因が判るかもしれませんね。誰か研究しておられる方はいらっしゃるのでしょうか?

2010年12月12日日曜日

下田市三穂ヶ崎 板見漁港(7)

念の為に、前の画像の位置から反対側の崖を見た所です。一枚一枚が余りにも薄いので溶岩と言うよりは火砕流堆積物と言った雰囲気です。場所によってその抉れ方がかなり違います。
海からの飛沫が岩に沁みこんだ後で乾燥する時に小さな割れ目を作り風化が進んでいくのでしょうか?