2010年11月13日土曜日

兵庫県豊岡市竹野海岸(10)

はさかり岩の傍にある岩礁も望遠で観察するとこの様に大きな礫を含んだ火砕流堆積物である事が判る。岩礁の位置は竹野海岸(6)を参照下さい。

2010年11月12日金曜日

兵庫県豊岡市竹野海岸(9)

「はさかり岩」のやや下方を望遠で撮影してみました。でかい礫が入っていますね。しかもかなり急角度で傾いて居るような雰囲気です。日本海拡大期には凄まじい地殻変動が行われたのでしょうね。遥かな天空から、地球の息吹を感じてみたいなどと夢を見いています。

2010年11月11日木曜日

兵庫県豊岡市竹野海岸(8)

「はさかり岩」の画像を昼休みに勤務先のパソコンに表示させてなんとなくぼんやりと眺めていました。何か気になるのです。
そこで、前の画像の一部分を切り取って見ました。この画面の左上に白い煉瓦の様な妙に整った形状が見えます。どうやらこれが気になった基らしいのです。序に言うなら画面下にも、煉瓦が突き出した様な形状も見えます。大規模火砕流の中に含まれる「礫」はこれまでにも能登半島や、会津の「塔のへつり」等でも見て来ましたが、これ程整った形状には初対面の様な気がします。柱状節理のようなものなのか、泥岩や砂岩の清掃したものが割れて噴火時に同時に噴出させられたのか?近付く事も採集する事も出来ないでしょうが、この火砕流堆積物の中に含まれる礫岩(捕獲岩)が一体どんな地層に由来しているのか?その性状や起源を知りたいな!と思いました。

2010年11月10日水曜日

兵庫県豊岡市竹野海岸(7)

「はさかり岩」の下部を望遠で観察してみた。ギリギリ「はさかり岩」が画面に入っているようだ。幸いと言うか岩肌の一部が比較的壊れてから時間の経過があまり無いのか部分的に新鮮な部分が現れていて火砕流堆積物のなかの礫部分が良く見える状況になって居る。前の画像のパワーショベルと比較していただくと、夫々の礫の巨大さが判る。

2010年11月9日火曜日

兵庫県豊岡市竹野海岸(6)

竹野附近に但馬海岸があるのか?竹野がその但馬海岸に含まれるのか?その辺の詳細は小生には判らないのだが、休暇村から少し西に走った海岸沿いに「名勝 はさかり岩」がある。残念ながら撮影に絶好の場所が工事中で停車出来ず、少々遠方から撮影したのだが、説明板によると、新生代第三紀中新世の北但層群と鮮新世の照輝層群、恐らく日本海拡大期に噴出した凝灰角礫岩。「はさかり岩」とは偶然大きな岩塊が岩の割れ目に挟まった状態が作り出した景観。左手工事現場のパワーショベルとその大きさを比べて頂ければ幸い。この後、この足元附近に見える大きな角礫の望遠撮影画像をご案内する予定。

2010年11月8日月曜日

兵庫県豊岡市竹野海岸(5)

岬の突端近くの岩礁を望遠で拡大してみたものです。これにはスケールが有りませんが、前の画像と比較して下さい。荒々しい火砕流堆積物の状態が見て取れます。画像では凝灰角礫岩が成層している状態が見て取れる。影の部分で良く判らないがかなり立って居る様にも見えますね。

2010年11月7日日曜日

兵庫県豊岡市竹野海岸(4)

岬の先端部の望遠画像です。丁度、漁船が入ってきました。先端部分はタフォニーが形成されていますが、火砕流の中にはかなり大きな岩塊が散在している様子が判ります。中央付近には堆積物の境界の様なものが見えますが、残念ながらこの解像度では詳細は判りません。時間が在れば舟をチャーターしてこの崖の付近や海側からしか見えない部分を観察して見たい気がします。