2014年4月12日土曜日

番外編:竜宮の使い (2) 顔

女性職員の指先をスケールに頂いて頭部・顔の大きさを知って頂こう。解凍直後だから新鮮な太刀魚の様に刺身で食べられそうな雰囲気だった。明日から細部に入ろう。

2014年4月11日金曜日

番外編:竜宮の使い (1)

博物館に出入りしていると時々珍しいものに御目に掛かる事が在る。今日は、日本海側の漁港で水揚げされ冷凍状態で送られて来た「リュウグウノツカイ」が解凍されて、ホルマリンに漬けられる前の状態を観察する機会に恵まれたので、ブログ本来の目的からは外れ過ぎる気がしない訳でも無いが、幾つか画像を御案内しよう。赤いひれの部分は脱色していたり開いていないので、ご覧頂けないのが残念!でも、中々これほど接写が出来る機会も無いだろうから・・・
4/19追記:昨日竜宮の使いの下のグレーティングの寸法を測りました。結果、この魚体の全長は2.5mだと判りました。

石巻市渡波の野蒜石 (2)


部分補修が痛いが、見慣れた野蒜石の大きな軽石を含んだ部分とその上の細粒分の堆積模様が一つの石材に旨い具合に現れている。
雨の日の撮影だったので上の部分の色合いは雨の影響もあるかもしれない。晴れた日にもう一度見てみたい。

2014年4月8日火曜日

石巻市渡波(わたのは)の野蒜石 (1)

先日、チリ地震津波が東北地方を襲った翌日の事ですが、石巻市内を稲井石と野蒜石を求めて歩きました。前日からの大雨と、或いはチリ地震津波の影響なのか?妙に河川の水位が高く、勿論、海上保安庁海洋情報部の潮位データを見ても予想曲線より高い状態が続き、各所で道路や線路が冠水し大変な日でした。山を歩く事は出来ないと判断し、予定を変えて女川に行こうと思ったら、線路冠水で石巻線は渡波(わたのは)で運行打切りでした。
 前回、渡波をバスで通過した時に、チョイト不思議な稲井石の鳥居と、石蔵らしいものをチラリと観た記憶が在って、未だ雨が降り止まぬ街中を歩き、石材を観察してみました。
この蔵の半分ぐらいは、これまでにご案内した野蒜石と同様の岩相でしたが、一部分にこの様な堆積模様がハッキリした石材が使われていて新鮮な雰囲気がしました。
この石蔵と、他にも明治末期の建設らしい味噌と醤油屋さんの蔵を観察したので、既にこの石材画像も35点をご紹介していますがもう少しご案内したいと考えます。風化した石材の画像もあります。

2014年4月6日日曜日

山形市 成沢八幡近くの凝灰岩石材

鳥居を拝見し、城跡に登り、帰途についた時に道路脇で此の石材を見掛けた。比較的細粒分が多い石材で、何かの廃材を石垣(石塀)に使ったもののようだ。
凝灰岩は、同じ地域でも顔の違いが大きいので見分けるのに苦労します。