2014年5月17日土曜日

勝山付近 (19) 桜目の房州石

少し斜めの画像になってしまったが、郷社加知山神社の社殿周囲の石垣・石塀は比較的新しい修復によるものだが、桜目の房州石をふんだんに使っている。下の部分も、これは確か「こぶ出し」と言う技法だと思われる美しい仕上がりである。

15日夜からパソコンが不調。今日も一日かかって原因を探しているがどうもはっきりしないが、取り敢えずかなり良くなってきたのだが、まだメールが全く駄目で使っている“Windowa Live Mail”が開けない状態が続いている。完全にダウンしたかと思ったが、少し速度が落ちたのは受け入れざるを得ないのだろうが、メールが使えないのが最悪!

2014年5月15日木曜日

勝山付近 (18) 房州石

勝山漁港には房州石を用いた倉庫が幾つか現存する。これはその一つの石材だが、金谷付近や保田の周辺で観られるものよりは少し褐色系が強いので、地場産のものでは無いかと想像している。

2014年5月14日水曜日

安房勝山付近 (17) 火山豆石

勝山漁港ではこの様に火山豆石も観察出来る。釣船のお客様が駐車をするスペースの傍なので、この付近にたむろすると嫌がられるので注意しながら観察。上の画像では豆石の核が見える。


2014年5月13日火曜日

安房勝山付近 (16) 外来石材の雁行石英脈

大六の亀島付近で、秩父産らしい緑色片岩と紅簾石片岩を使っておられる御屋敷が在ったのだが、その緑色片岩を良く見ると石英脈が見える。上の画像は見慣れた雁行脈よりは一つ一つが長い様に思えるが、下の画像の方はこれなら間違いないと思える。恐らく秩父から来たものと思うが、長瀞の高砂橋付近ではこの様な石英脈が観察出来る筈だ。他県の地質だが、見ておけば参考になると思うのでご紹介。


2014年5月12日月曜日

安房勝山付近 (15) 亀崎付近の凝灰岩石材



勝山付近は、明治時代は凝灰岩石材の出荷地だった事が判っているのだが、その大部分は鋸山の南側から採掘された元名石と呼ばれるものだったらしい。港が整備されていたか否かと言う問題は在るが、鋸山で産出した石材を保田付近で船積しないで、八里(32km)もの距離を陸送したうえで現在の勝山や岩井袋まで運んだと言う事は理解に難しい。
伊豆石と同様に、元名石は徐々に鋸山北面の房州石産地に押されて早い時期にその記録が失われていて、1969年に刊行された鋸南町史にも既に記録が残って居ないとされている。
この石材は恐らく大黒山や加知山付近か、あるいは岩井袋付近で採掘されたものと思われる。
安房勝山付近の画像が予定外に膨らんだが、この付近が終わったら、岩井袋に移る予定です。
枚数が多くなったので、表題は地名で分離しました。

2014年5月11日日曜日

安房勝山付近 (14)

傾城島の対岸の岬付近は地層の傾斜が急なのだが、崖は殆ど垂直で傾斜が判り難いので、層の部分的に欠けた箇所に、愛用のスケールを置いてみた。傾斜角度は45度を越えているのが判る。