2010年3月13日土曜日

群馬県本宿陥没地周辺(18)

説明板の傍の露頭です。柵の高さは1m以上有りますので、乗り越えるのはチョット苦労です。ズボンが汚れるので注意して下さい。これが湖成層の部分なのか?板状節理の様な雰囲気ですがかなり曲げられています。専門家が居ない場合はこんな時に苦労しますね。でも、専門家が居なくても沢山の露頭を見ながら見る眼を少しずつ養って行くしかアマチュアのアマチュアらしい行き方は出来ません。頭で考えるより、まず露頭に当たる事が肝要だと思いませんか?出来れば一人ではなく同好の方々と行くと思わぬ解釈が飛び出してとても勉強になります。
2014年11月追記:この部分は後日の観察で「頁岩」である事が判りました。

2010年3月12日金曜日

群馬県本宿陥没地周辺(17)

同行した友人達と陥没の壁附近の露頭を見上げている処です。かなり圧壊されている雰囲気ですが、露頭の大部分は雑草に覆われているので、解説図の様な構造のここがどの部分に相当するのか良く判りません。
2014年11月追記:この部分は後日の観察で頁岩部分だと判りました。

2010年3月11日木曜日

群馬県本宿陥没地周辺(16)

これが線ヶ滝近くの「陥没の壁」露頭附近に建てられている説明です。残念ながら、露頭の状況は当然の事ながら荒れていて詳しい観察に適した状態ではありませんでした。
2014年11月追記:2014年にこの地を再訪した際には此の看板もかなりボロボロに成っていました。
下仁田のジオパークは、南牧村の此の地を巻き込む事が出来ていない様です。

2010年3月10日水曜日

群馬県本宿陥没地附近(15)

この前の画像は薄暗い場所で撮影したので、少々ピンボケと言うかぶれていて画像は鮮明ではありません。でもこの岩の大きさを見て頂く為には他の画像が無かったのでお許し下さい。この画像はその岩の極一部分を近付いて写したものです。画像では気泡が多いのか?斑晶が多いのか?見わけ難いと思いますが、私はかなり気泡の多い発布した火山岩の礫と思いました。陥没した筈の山の上の方にはこの様な火山岩礫が存在している訳です。この様な火山岩礫を噴出した「火山体」は一体どうなったのか?山体が完全に失われてしまった様な地殻の変動が起こったとすると、これは実に大規模で、陥没地形が残る事自体が難しいように思います。今日は少々酔っ払った状態なので、ウン!少し説明がおかしいかも知れません。お許し下さい!

2010年3月9日火曜日

群馬県本宿陥没地周辺(14) 角礫凝灰岩

線ヶ滝の少し上流にはこの様な火山性の礫を含む礫岩があります。転石ですので何処から来たのか定かではありませんが、後ろの杉の木と比較して大体の大きさはお判り頂けると思います。滝上流の狭い河床にありました。次の画像でもう少し鮮明な接近した画像を見て頂きます。

2010年3月8日月曜日

群馬県本宿陥没地周辺(13)

線ヶ滝附近に聳える岩峰です。陥没地なのですが、侵食が進んでしまった為に、この様な岩峰が逆に残っていて少々違和感があります。滝に登る道路の途中に陥没地の説明図があるのですが、残念ながらその露頭の観察条件はあまり良くありません。その辺もご覧頂く積りです。

2010年3月7日日曜日

群馬県本宿陥没地周辺(12)線ヶ滝 チャートの断崖に架かる滝

線ヶ滝です。標高差30-35mのチャートの壁に掛かっています。滝壺に下る螺旋階段は大分傷んでいます。滝の上は「荒船」-「立岩」への登山ルートで車で行ける道路はそこで終っています。
説明には東西方向の断層に掛かる滝と書かれていますが、滝そのものはその後の長い年月の侵食による後退作用でかなり奥まった場所に在ります。下からは近付けないので、滝の上の駐車場からやや下った場所から急な坂を下って行かねばなりません。滝の上にも幾つか興味深い断層線等も見られましたが、露出不足でぶれていました。当初は「立岩」を目指す積りでしたが、足元が危うく中止しました。