2019年5月29日水曜日

イタリア大使館:北側と東側の石垣石;上半部の石材画像

港区三田の慶応大学近くにイタリア大使館と職員住宅の一角が有る。その北側と東側の石垣の下半分はほぼ安山岩だが、上半部にはまるっきり岩相の異なる伊豆南部の凝灰質石材が使われています。この産地は、下田市内の敷根地区で良く似た石材の採掘跡を観察した経験からその場所のだろうと考えています。イタリア大使館の石垣は石材量が大変に多いので、様々な顔付の凝灰岩を見る事が出来るので、堆積岩の岩相の変化幅を知るのに大変参考になる場所です。その顔付の本の数例をご紹介します。



左端に岩片があります。下のスケールは mm 単位で 17cm です。卵形の軽石の右手に小さな貝殻片があります
互層を斜めにぶった切るとこのような模様が出てきます

“Sheveluch”火山の溶岩ドーム

久し振りに“Sheveluch”火山の溶岩ドームが良く見えるので御案内;日本時間29日早朝(カムチャツカでは28日21時頃)View from F.Yu. Levinson-Lessing Kamchatkan Volcanological Station (Klyuchi village, 45 km to the south-south-west from the volcano)   Webcam of IVS FEB RAS
http://geoportal.kscnet.ru/volcanoes/webcams.php?name=Sheveluch




2019年5月26日日曜日

有明⇒浜松町⇒浅草:水上バスの旅

75歳の現在も契約で月に何日か働いてお給料を言頂いている都合上、常にま、それなりの「最新知識」を頭に詰め込まないと漏れる方は怒涛の如くなので、給料を頂く価値が無い。等とぼやきながらビッグサイト辺りの様々な展示会には比較的良く顔を出す。今回は「電設資材展」帰りは特段の用が無い限り水上バスの旅を楽しむ。涼しくて良い。

橋のたもとの小さな建物がその施設だった。



小さな土地下空間に関する木技術の展示が有り、エレベーターで地下の共同溝に入れた。今は閉鎖されたままなのだろうか?
今回は実に久し振りに土木学会が一時管理した(とおもうのだが、事前予約が必要だった)地下空間の博物館の建物を思い出した。この斜に構えた小さな細長い建物から、エレベーターでかってDOTシールド工法で掘削された地下空間に下りる事が出来たのだが今は何処が管理しているのだろうか?土木学会のサイトを観てみたがそれらしい記述は無い。代りに「ドボ博」なる物を見付けた。面白そうだ。
ドボ博:メイン
http://dobohaku.com/ja/
東京インフラ解剖物件リスト
http://www.dobohaku.com/tokyo/ja/itemlist/

九州から出てきて務めた企業では、当時の景気の動向を受けて造船関係の仕事が多く、私も多少仕事を覚えてから最初の内は、大型船に納入されたエンジン回りの仕事が多く、造船所や大型港、製鉄所等を良く歩いたので船は懐かしい。





残念ながら隅田川に架かる橋は化粧直し中で写真は撮らなかった。