2016年3月25日金曜日

チャート岩片を含む石灰岩

佐野付近は珍しい石灰岩が様々な場所に使われていて興味深い。
今日は、石碑の基台に使われている石灰岩に含まれるどうやらチャートらしい岩片。
石碑と基台の全体像は下図。私達はこの井内石製石碑のデータも収集している。

基台部分の一つの面を拡大するとなにやら黒い部分が存在する
















黒い部分を拡大すると黒い部分にもかなり透明感がある。
















葛生地区の石灰岩鉱山にはチャートも産出する。隣り合った鉱区で片方はチャートだけを採掘している鉱山も有るほどなので、不思議はないのだが、付加体の地質は興味深い。








2016年3月24日木曜日

フズリナ化石入りの灯籠

栃木県佐野市の神社で興味深いものを観察する機会が在ったので御紹介
フズリナの化石が数多く観察される灯籠です。


本体はこのような形状。残念ながら年号は刻まれていない。
特に良く見える部分はこの二か所



最初の画像のやや広い範囲の画像。


大理石の灯籠は見た事が有るが化石が残った石灰岩では珍しいですね。
柱の上下を鉄製の鎹で繋いでおり、この部分が鉄錆で少し傷んでいるのが残念。
銅か鉛の楔は鳥居などに使われていて素地を傷めないのだが・・・

2016年3月22日火曜日

霧島連山 (6) 高千穂河原

古い画像はこの辺で終わりにして昨年9月に高千穂河原とえびの高原に立ち寄った際の画像を御紹介して置きます。
高千穂の峰がぎりぎり見える。この辺は常に静謐な神域の雰囲気が漂っていますね。





以前は無かったように思うのだが、退避壕が造られていました。



最後は大好きな韓国岳で締めましょう。

2016年3月20日日曜日

古い画像だが 霧島連山 (5) 新燃岳火口付近 続き

火口壁の観察画像を集めてみました。
火口内を満たした熔岩は徐々に火道に逆流し、このような形状が再構築されると思われて居たのですが、居座ってしまいました。残念!



背後は韓国(からくに)岳です。