2010年9月25日土曜日

山口県美祢市附近(12)

露頭の状態を少し詳しく観てみましょう。大部分は落石防止用の金網が掛けられていますが、場所によってはこの様に直接見える部分もあります。表面はかなり地衣類が覆っていますが、やはり時々は誰かが来てハンマーを使っているようです。叩き割った岩片はその附近には転がっていませんので、観察者のマナーはしっかりしている方々の様です。

2010年9月24日金曜日

山口県美祢市附近(11)

これが緑色岩の露頭位置です。画面には入りませんでしたが道路の右側は灌漑用溜池でしょうか?地蔵沼です。この小山全体が緑色岩の様ですが、県道28号線に沿って露頭が有ります。道路を設置or拡幅した時に掘削したものの様です。鳥居の処から登る道が有りますが時期が7月末でしたので、道路脇の露頭ほど良い露頭は見当りませんでした。(山頂までは行きませんでしたが)

2010年9月23日木曜日

山口県美祢市附近(10)

前の画像の中の10円硬貨のスケールを置いた附近を接写sて拡大してみました。緑色岩が細かく砕かれ白色の脈が隅々まで入った中に所々ピローブレッチャの様なものが入っています。全体としてハイアロクラスタイトなのでしょうか?中央の岩片の縦筋の様に見えるのは、10円硬貨の左側の部分と同じく破断面の反射によるものです。この画像は「枕状溶岩の露頭」の方に掲載しようかと考えましたが此方にしました。
二つのブログに掲載したデータがこの1年余りで200MBを越えました。当初は無料のブログの容量は300MBまでだとされていましたので、此方を途中で閉鎖して枕状溶岩の露頭に専念しようかと思いましたが、嬉しい事に容量が何時の間にか1024MBに拡大されていました。これでこれからも安心して画像のUPが出来ます。このブログに掲載した画像は271枚になりました。

2010年9月22日水曜日

山口県美祢市附近(9)

やっと念願の秋吉台北部の緑色岩露頭に出会えました。小さなスケールで申し訳有りませんが、10円硬貨のスケールが有ります

2010年9月21日火曜日

山口県美祢市附近(8)

秋吉台科学博物館の前に車を止めて久し振りにこの附近のカルスト大地の景観を眺めながら、展示している岩石を見ているとこの標本が在り、横に「方解石の沈殿」と題された説明板が在りました。秋吉台の各地にあるこの様な岩石は以前は「結晶質石灰岩」即ち「大理石」と考えられていました。春先に、伊佐山の石灰岩採掘場の南縁を緑色岩露頭を探して歩いた時に脈状のこの様な露頭を何度か目にしました。熱変成を受けた「結晶質石灰岩」が何故脈状に存在するのか?不思議でなりませんでしたが、此処でやっと納得が出来ました。此処には「今では熱水の中の石灰分が沈殿して出来た「方解石」脈とされています」と書かれていました。

2010年9月20日月曜日

山口県美祢市附近(7)

背後の山はキャンプ場や運動公園のある桜山(455m)です。前の画像よりも西よりにも少し暗い色調の岩が有りますが、これは遠すぎて良く判りません。採掘していない事から考えると石灰岩では無いのか?純度が低いのか?或いは大田層群の様なものなのかもしれません。採掘されている石灰岩はフェンスの向こうに積み上げられて居る様に白色の綺麗なものです。化石は無さそうです。

2010年9月19日日曜日

山口県美祢市附近(6)

大田層群は画面左側即ち東側に向ってより高い部分にも出現している様です。この画像の一番高い部分を左に進むと県道240号線を跨ぎ、雨乞山の掘削場への専用道路が続いています。(1)画像を参照下さい。