2013年7月13日土曜日

高梁川河床礫 (5) :関門層群含石灰岩礫岩

美袋の河床で採集したこの赤い礫岩は細粒の様々な材質の礫と砂を含んでいる。
堆積面にそってぱっくりと割れたので比較的観察し易い状況になってくれた。

14-15日は長野県を歩くのでブログの更新は出来ません。悪しからず!

2013年7月11日木曜日

高梁川河床礫 (4) :関門層群含石灰岩礫岩

数は少ないがこの様に基質全体がほぼ緑色の砕屑物だけで埋まっているものもある。
しかも石灰岩は円磨されているから興味深い。

2013年7月10日水曜日

高梁川河床礫 (3) :関門層群含石灰岩礫岩

一つの礫でも見る場所によって構成物の組成は異なる。この画像だと石灰岩礫が小さくて、緑色岩の破片が多い。梅雨明けの強い日差しの下で写真を取るとどうしても白く色が飛んでしまって良く見えない部分が出て来る。但し撮影している本人はよれよれの老人なので、撮影している時は自分の陰で撮影すれば良いのになんてことはすっかり忘れている。
北九州市の生まれなので(高校を出るまで住んでいた)「関門」なんて言葉に強く反応してしまう。

最近、母校の地学部の同窓会を結成したので、名簿に掲載したいと連絡があったが、そんなことには興味は無い。そんな暇が在ったら、フィールドに出て露頭を叩いて来なさい!
フィールドの情報交換や、自分のやって居る調査対象等についての情報交換なら面白いかもしれないが、老い先短い人生に詰まらぬ回顧等やってどうなるのか、気がしれない!

2013年7月8日月曜日

高梁川河床礫 (2) :関門層群含石灰岩礫岩

美袋のやや上流に水内橋というやや古い橋が在りこの右岸上流に広い礫浜が広がっています。
この中に基本的には赤い砂を含む(緑の奴もあるけれど)この様な礫岩が少量含まれて居ます。
礫の大部分は石灰岩の円礫ですが、緑色岩の細粒の砂に近い部分もあります。

2013年7月7日日曜日

高梁川河床礫 (1) :関門層群含石灰岩礫岩

出張で関西に出掛け、伯備線の美袋で降り、高梁川の河川敷に久し振りで再訪しました。場所はやや上流の水内橋右岸の礫浜で前回と同じ。都内の清澄公園にこの石材が庭石として置かれていたので、もう一度調べてみようと思い立った次第。
調べてみるととは言いながらまだ良く読んでいないのだが、関門層群に属す石灰岩礫を含む地層らしい。詳細はもう少し論文を読んでからにします。
明日も仕事なのでもう数日余り書けない。疲れ切っています。