2015年4月15日水曜日

横須賀市猿島に用いられた石材 (1)

横須賀市の三笠公園横から双胴船で渡れる猿島は明治時代に建設された要塞遺構があり、当時使われた様々な石材を観察する適地です。といっても、三浦半島の産出石材も沢山ありますが下図の石材は真鶴半島産なのですが、面白い風化を見せてくれています。
塩害風化:タフォニーによるものですが安山岩熔岩でも気孔が多いものは塩害風化には弱く、下図を見ると石材による風化の受け方の違いが良く判ると思います。
 上に置かれた石材1個の長手方向は大体90cm程度です。

2015年4月13日月曜日

蔵王火山に噴火警報が ⇒ 新しい火山活動解説資料も発行されました

15時に下記噴火予報に関する新しい火山活動解説資料が発行されていますので気象庁のウエブサイトを参照下さい。(コピペでどうぞ⇒クリックしても飛びません)
http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/volcano.html

蔵王火山の噴火予報(平常)が噴火警報(火口周辺)に引き上げられました。

火山名  蔵王山  噴火警報(火口周辺)
平成27年4月13日13時30分  仙台管区気象台
**(見出し)**
<蔵王山に火口周辺警報(火口周辺危険)を発表>
小規模な噴火の可能性。想定火口域から概ね1.2kmの範囲で警戒してください。
<噴火予報(平常)から火口周辺警報(火口周辺危険)に引上げ>
**(本  文)**
1.火山活動の状況及び予報警報事項
 蔵王山では、御釜付近が震源とみられる火山性地震が増加しています。
 蔵王山では今後、小規模な噴火が発生する可能性があります。想定火口域(馬の背カルデラ)から概ね1.2kmの範囲では噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
2.対象市町村等
 以下の市町村では、火口周辺で警戒をしてください。
  宮城県:蔵王町、七ヶ宿町、川崎町
  山形県:山形市、上山市
3.防災上の警戒事項等
 想定火口域(馬の背カルデラ)から概ね1.2kmの範囲では噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。 また、風下側では火山灰や小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
<噴火予報(平常)から火口周辺警報(火口周辺危険)に引上げ>
現在は

蔵王火山に噴火警報が

蔵王火山の噴火予報(平常)が噴火警報(火口周辺)に引き上げられました。

火山名  蔵王山  噴火警報(火口周辺)
平成27年4月13日13時30分  仙台管区気象台

**(見出し)**

<蔵王山に火口周辺警報(火口周辺危険)を発表>
小規模な噴火の可能性。想定火口域から概ね1.2kmの範囲で警戒してく
ださい。
<噴火予報(平常)から火口周辺警報(火口周辺危険)に引上げ>

**(本  文)**
1.火山活動の状況及び予報警報事項
 蔵王山では、御釜付近が震源とみられる火山性地震が増加しています。
 蔵王山では今後、小規模な噴火が発生する可能性があります。想定火口域
(馬の背カルデラ)から概ね1.2kmの範囲では噴火に伴う弾道を描いて
飛散する大きな噴石に警戒してください。

2.対象市町村等
 以下の市町村では、火口周辺で警戒をしてください。
  宮城県:蔵王町、七ヶ宿町、川崎町
  山形県:山形市、上山市

3.防災上の警戒事項等
 想定火口域(馬の背カルデラ)から概ね1.2kmの範囲では噴火に伴う
弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
 また、風下側では火山灰や小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれ
があるため注意してください。

<噴火予報(平常)から火口周辺警報(火口周辺危険)に引上げ>
現在は

2015年4月12日日曜日

断層付近の走向変化に注目

これは断層よりも東側の砂泥互層。この部分は東南東-西北西で、断層の方向と大体一致した三浦層群らしいのだが、断層の直ぐ傍には下の図に示すように東北東―西南西のこれも急角度に立った地層が存在する。但し、この層も汀線から少し海中に入ると方向が大きく変化しているのが干潮時に確認出来る。
この露頭は珪質化していてかなり硬い。海岸ではこの地層と思われる礫が散在している。
雨の為に(雨が中に浸み込んだ?)カメラがこの付近から不調になってしまって、ピンボケや絞り不調の画面ばかりになってしまった。モニターも駄目で写っているかどうかは帰宅するまで確認出来なかった。残念!

この付近の海岸は、海岸線ギリギリに道路が走るので、各所で篤い護岸がなされているのだが、断層付近ではこれがモルタルで被覆されている程度になってしまい、観察者にとっては判り易い。
観察に行く前に、詳細な写真地図で道路沿いの海岸周辺の地層の走向を確認していくと興味深いと思う。蛇紋岩主体の断層粘土がこの露頭の様に綺麗に露頭を作っているのは珍しいので、つい、地名は省かせて頂いた。多分判る方々が多いとは思うのだが、ゴメンナサイ!