2012年11月3日土曜日

箱根外輪山溶岩 (2-2) 幕山溶岩・マグマ混合

梅林の中の遊歩道にを歩くと、崖の崩壊堆積物の中に様々なサイズの礫~岩塊が見られる。これらの中には単なる流理構造かと思うにしては色と表面の風化状態が違い過ぎる部分が観察されるのだが、中にはこの様にその流理の境目でこの様に割れているものが散見される。

2012年11月2日金曜日

箱根外輪山溶岩 (2-1) 幕山溶岩

地質学会が作成した「国立公園地質リーフレット 1」箱根火山によれば、この火山の溶岩ははデイサイトと流紋岩が混合した組織を持つらしい。一部崩壊しているが美しい溶岩ドーム。
ここの溶岩は梅林の付近で十分楽しめる。これは梅林上部にみられる大きな柱状節理の露頭。

2012年10月31日水曜日

箱根外輪山溶岩 (1-5) 根府川石石材置場にて



米神海岸から入った山奥の根府川石の石材置場にお邪魔して見学した時の画像です。
実に不思議な節理を示す石材です。表土との境目にはやや発泡した溶岩が存在します。

2012年10月30日火曜日

箱根外輪山溶岩 (1-4)

縦長の石碑なのですが、横に寝てしまいました。高さは2m以上あると思います。背面の形状が根府川溶岩の板状節理の特徴を良く表していると思い引用しました。石碑は千葉県勝浦市の歴史のある神社に置かれたものです。

2012年10月29日月曜日

箱根外輪山溶岩 (1-3) 根府川石の石碑

先日、地質学会の「銚子巡検」に参加させて頂き、錦糸町からバスで銚子に向かった際にバスの車窓から見掛けた根府川石の石碑です。根府川石は面積の割には薄く板状の節理で割れてくれるのでこの様に石碑として使われる事が多い石材です。宮城の緑色と白の細い筋状の模様の在る「稲井石」と石碑重要の大半を占めて居る様に思います。
尚、根府川石の表面をこの様に磨いたものは珍しいので撮影しました。撮影時間から見て銚子市内の三崎町の国道126号線沿いだと思われます。

2012年10月28日日曜日

屏風ヶ浦の折り畳まれた地層

地質学会関東支部と関東地質調査業協会共催の「東西日本の境界を歩く」銚子巡検に参加させて頂いた。講師は産総研・地質調査総合センターの高橋雅紀氏と首都大学東京の鈴木毅彦氏。
これは遠くから見るとゆっくりと西下がりで殆ど平行に続くように見える屏風ヶ浦の地層の堆積の中で折り畳まれた地層。意外な事に土石流で途中を切断された様な部分もある。此処では広域テフラを多数観察させて頂いた。巡検は27-28日の両日に開催された。後日、機会が在ればこの巡検の際に撮影する事が出来た画像をご案内してみたい。但し、テフラは唯でさえ素人の私は全くの門外漢である。
「地質」を口に出すほど勉強していないので、ラベルを変更して「千葉の砂岩」の中に番外編として置く事にしました。この付近には砂岩にはなっていないけれど厚い砂層が在るし、飯岡石なんてものも在るので一緒にまぜこぜにする事としました。