2015年11月6日金曜日

シールド掘削機 Φ9.5m

既にシールド工法の現場から去って久しいが、久し振りに現役の年上のかっての仕事仲間から電話を頂いたので、チョイトシールドの事が懐かしく思い出されたので、現場の写真を暫くご案内してみる事にしました。最初のシールドはΦ9.5mの途中に急曲線のあるシールド。断面図を見ると知ってる人は成程急曲線仕様だと判ると思う。
 発進直後にその急曲線が在りこれはその部分に使う幅の狭いセグメント。チョットテーパーを協調し過ぎたかもしれない。
 
 幅が狭いので普通に撮影するとテーパー量が判り難いが充分曲線用
 通常幅のセグメントから急曲線用に切り替えたばかりの後方。実はまだ初期掘進中なのです。

2015年11月4日水曜日

稲田石と真壁石 (6) 石垣を積む技能

先日、笠間で開かれていた「ストーンフェスティバル」を見学して来ました。
様々な展示の中で石垣の間知石を組み上げる展示をしており、技能検定の課題を途中まで仕上げた状態が展示されえ地ました。これをあと少し、左上の間知石を仕上げると終わりです。
この課題を3時間半で終える事が出来れば1級だそうです。

最近は、キチントした技術者が不足しているのか、東京都内ではこんな護岸工事が横行しています。背面には確か軽量Cチャンネルが入っています。何処まで持つのでしょうね。



2015年11月3日火曜日

稲田石と真壁石 (6) 加波山と真壁石採掘場

筑波山も見る角度によって随分とイメージが変わる山になってしまう。
実はこの様に両翼に翼を広げた様でも在り、カルデラから中央火口丘が頭を覗かせている様にも見えるこの角度の姿が好きだ。勿論、この山は火山では無い!
 加波山は筑波山よりも100mほど低い。山肌には所々に花崗岩の採掘場が見えるが最盛期の半分程度に減っているらしい、

 地元石材を採掘している丁場を遥か高みから拝見



2015年11月2日月曜日

シールド掘削機 シアトルで稼働した17メートルのシールド掘削機

35年くらい前からのシールド掘削絡みの友人から珍しく電話が有った。70歳になると、久し振りの連絡は訃報である事が殆どなのだが、やはり私達より一歳年上の知人の訃報と、昔、茨城県土浦市の神立にあった(企業は今も有るが)シールド掘削機の設計者の消息を聴かれたが残念ながらシールド部門は統廃合で確か堺に集約されて今は連絡が取れない。
ふと思い出して、シアトルで稼働した17メートルの泥水シールドがその後どうなったか知りたくてシアトルの土木工事を検索すると“Washington State Dept of Transportation”と言うサイトに凄まじい数の画像データが掲載されており、この中にシールド掘削機関連の画像が
“SR 99 Tunnel Project”として画像が135枚

“SR 99 tunneling machine”として画像が129枚

 等が閲覧出来るのでご案内してみようと考えた次第。
一枚や二枚キャプチャーするより直接ご覧頂いた方が良いと思ったので・・・
その内、撮りためたシールド掘削機の画像でも紹介しますか!




稲田石と真壁石 (5) 真壁石の丁場で

加波山の真壁石の丁場に歯入れせて頂いた。急傾斜の搬出路は傷み切っていて、我々の乗った走行距離が20万キロを超えるライトバンは悲鳴を上げている。
 採掘されたばかりの石材が並んでいる高さは1.4m程度だろうか!
 長尺ものもある、端部の1辺はおよそ1.2m。長さは計れなかった。
 端部は、丁度石目に当たった様で石目の様子が判る
 日照を利用して少し斜めから撮影するとこの方が判り易い