2013年10月12日土曜日

金谷ストーンコミュニティ 第5回 石のまちシンポジューム


今日は午後から浜金谷で表記のシンポジュームが開かれ、小生も聴講させて頂いた。演者のリストは既にご紹介させて頂いているので省略させて頂くが、興味深い講座でとても参考になりました。やはり文化財保護に携わって居られる方々や、実践で頑張っておられる方々の話は貴重です。
画像は、凝灰岩の石材を起こす時に用いる「矢」のもので、画面の高さが大体14cmと考えて良さそうです。何時もはケースに入っていてガラスの反射が困りものなのだが薄暗がりで何とか撮影。

野蒜石:旧野蒜駅横 岡田石材殿資材倉庫 (1)

JR仙石線の高台移転で取り残された旧野蒜駅の西側に小さいしっかりとした石造りの資材倉庫が在る。当初は保線用資材倉庫かと思っていたが、岡田石材殿の津波に耐えて残った資材倉庫だとご教示頂いた。

2013年10月11日金曜日

野蒜石:塩竃石の石造建造物 (6)

本塩竃駅前を通る県道3号線に面した地区には石材を用いた建築物が多く現存する。
この建物は味噌醤油の工場らしいが窓の下の部分は部分的に補修を行っているが大部分の石材は美しい状態を保っている。

2013年10月10日木曜日

野蒜石:塩竃石の石造建築物 (5)

石蔵には「矢部園茶田舗倉庫」と書かれた看板が掛けられていた。近付いて良く見ると倉庫の入口が路面よりは少し下がっている。壁面の石材のクローズアップを見ると含まれている軽石がすこし角ばって居る様に見える。

2013年10月8日火曜日

野蒜石:塩竃石の建築物 (4)

前にご紹介した大きな石蔵の道路を挟んで体面にこのお茶の蔵があります。
この付近は道路部分を含めて40cm程度嵩上げをしている様です。
この蔵はひょっとしたら家曳をせずに土間を埋めたのかもしれません。庇の位置がやや低い様に思われるのは気のせいでしょうか?

2013年10月7日月曜日

野蒜石:塩竃の石造建築物 (3)

今朝はタイミングが悪く画像をUPする事が出来なかったが、これも同じ蔵に使われていた石材。同じように軽石の風化部分が有るが、大谷石のミソ程は進んでいない。
此の石材は1個だけを取り出したが前の画像では数個の組み合わせの部分を取り出していて、石材と石材の間のモルタル(漆喰?)が見えるが、その隙間がかなり小さいので、或いは比較的新しい蔵なのだろうか?と思っている。
今月は博物館の観察会下見が入ったので、塩竃まで足を延ばす事は出来ないが来月には行けるだろうから確認したいな!

2013年10月6日日曜日

野蒜石:塩竃石を用いた石造建築物 (2)

壁面の石材を少し拡大して観察してみました。画面の中の薄茶色の部分は、チョット珍しいのですが、軽石が風化してしまったものの様です。大谷石には良く見られるものですが、東北では珍しいですね。
この壁面には他にも数か所似たような構造が見えます。
尚、この石蔵の腰回りは秋保石が使われている様です。