2013年1月17日木曜日

軽石の気孔は長いのか?

軽石は興味深いので少し延長戦をやる事にした。箱根の土産物屋で購入した軽石を糸鋸でまず半分に切断。更にこれが9mm程度に成る様に薄切りし。切断面を紙やすりで大体面が平行に成る様に整えた。下の画像がその仕上がり状態。これが立つ様に一面を切断。切断面の長さは約40
mm
切断面は良く洗浄し、気孔が閉塞していない事を確認。 
試に、切り落とした部分を万年筆用インクに浸してみた。勿論、浅いケースに切断面を下にして起ててケースにスポイトを使用してインクを少し注ぐとゆっくりとインクは軽石に吸われていった。
下の画像は数分後の軽石余分なインクはウエスで取り除いたがご覧の様に全体にインクは浸透したので、気孔は少なくとも10mm以上続いている様だ。この続きは明日、一緒に地質を学ぶ方々とやってみようと思って居る。テストピースの底面からの気孔の流れに沿った長さは最大40mm。 


2013年1月14日月曜日

閑話休題:石屋が使っていたポケット算盤

何の変哲もない算盤ではあるが、実はとても小さい!隣に在る十円玉と比較して下さい、
これは石材屋さんが使っていたポケット算盤。どうやってこの小さな玉を弾いたのか!
私が若い頃はまだ計算機なんてものは当時でも数万円から数十万円もする時代でとても個人では持てなかった。その代り「計算尺」なんてものが在ってこれは計算にとても便利な道具で、30cm程度の大きさのものや、特殊な計算用のものなどが売られていたが、中に「ポケット計算尺」と言う胸のポケットに収まる長さ10cm程のものが皮のケースに収まっていたのを良く持ち歩いていた。そのポケット計算尺は現在ある大学の博物館に収まっている。
少々、ばたばたしながら資料を纏めているので、本当は「閑話休題」なんて状況では無いけれど、フット思い出したのでこの画像をupします。数日ブログの更新は出来ないかも・・・・・