2013年12月28日土曜日

高畠石: (7) 赤湯神社の石橋

赤湯と高畠では石材が違うと言われるかもしれないが、素人目には良く似ていると思われるし、伊豆半島を除くと、凝灰岩質石材はかなり分布が広域にわたるので此処では一括させて頂く。
今年は今日で更新を終えます。
このブログは2009年11月に開設し、1,248頁を作成している。年間平均300頁。
閲覧数は、実はこのブログは全くあてにならない統計で呆れてしまうのだが、開設より2年前から閲覧者が居る様なデータが表示されているが、一応少しずつ増加傾向にある。
勿論、海外の詐欺まがいのと言うか騙しの閲覧も多い。
まあ、ざっと眺めて最近は毎日40名平均の方々に閲覧を頂いていると想像している。責任重大ですよね!何時まで無料のブログがデータを受け入れてくれるのか?判らないが、その日まで宜しくお願いします。

2013年12月27日金曜日

高畠石: (6) 風呂桶と流し場

高畠町郷土資料館の展示に、高畠石を用いた風呂桶と流し場が在り驚いた。展示解説によると「明治時代に流行し比較的裕福な家庭で使用されていた」とある。私は九州は佐賀で生まれたが、五右衛門風呂と言う鋳物・鋳鉄製の風呂桶で下から直火で風呂桶を加熱していたから、入る時に木製の敷板を旨く足で沈めて入らないと大変だった。これは左側の凹みの部分に内釜がはいったのだろう。勿論、洗い場はこの配置では無く、隣り合って置かれていたのだろうが、高温と水との両方から責められては流石の凝灰岩も弱った事だろう。
房州石では炉や釜は在るけれど風呂桶は聞いた事が無い!

2013年12月26日木曜日

山本作兵衛氏の炭鉱絵巻に興味を抱く方々へ

山本作兵衛氏の炭鉱絵巻に興味を持っておられる方々にご案内します。
独立行政法人「労働安全衛生総合研究所」の外郭団体である、公益社団法人「産業安全技術協会」の機関誌である、“TIIS ニュース”の表紙は、2012年の第247号から毎回 山本作兵衛氏の炭鉱絵巻で飾られています。年4回の発行で8回分の巻頭を飾っています。
http://www.tiis.or.jp/news/index.html

高畠石: (5) 瓜割公園

二つの石切丁場を結ぶ連絡通路といった処だろうか、何故か手作業で掘られた様だ。石切するには狭い通路なので、採石より通路を作る事に中心を置いてさっさと掘ったものだろう。おかげで石材の素顔が良く見えた。でも奥に抜けてみたら、丁度クラックが入っている部分だった。

2013年12月24日火曜日

高畠石: (4) 瓜割公園 切削痕

崖の奥まで彫り込んだ採石場の一番奥の採掘跡

2013年12月23日月曜日

高畠石: (3) 瓜割公園 採石跡

この画像を見ると今でもあの時の暑さを思い出す。これ以上歩くのは無理だな!と思って、タクシーをお願いしてこの後、赤湯に向った。
右手のやや低い壁の奥には、機械を用いない採掘が行われた最後の場所らしく、幾つかのかなり大きな石材が置かれていた。

2013年12月22日日曜日

高畠石: (2) こやな川さんの資材置き場にて

多分、「立入禁止」等とは書かれていたのだと思うけれど、入口の余りのおおらかさについ石材の切りたての顔を見たくてフラフラと・・・・
高畠石は現在も観光地からは見えない場所ではあるが、機械採石が行われている。
此処で観た石材はこの様に比較的ポーラスでした。細かく見て行くと気泡と見える部分にも軽石の破片が残っているので全てが気泡とも言えない様ですね。