2014年9月25日木曜日

アイスランドの噴火と地震:9月25日朝



上の2枚は25日08時少し前のアイスランドのライブカメラ画像今日は少し風が強い様でカメラが少し揺れていた。下は昨深夜から約24時間の震源分布。溶岩の流出口付近よりカルデラの周辺の地震が矢張り強く多い。一番下は8月18日以降の震源分布で赤い方が最近のデータ。カルデラの陥没が進んで居る様だが、氷河が在るのでどのような沈下が起こっているのか見当もつかない。


2014年9月23日火曜日

アイスランドの噴火と地震

熔岩は下流で大きな河川の支流に接し流れを止めたらしい。
 9月22日に衛星から撮影された溶岩流の画像。流れが止まった為か、
途中から熔岩流が二つの方向に分岐して流れ始めた
 本来、噴火しそうだと目されていた火山の氷床の現在(9月20日)の姿

2014年9月21日日曜日

アイスランドの噴火:Bardarbunga カルデラでの地震が相変わらず続く

この画像はアイスランド気象庁のサイトから引用させて頂いた19日のもの。水蒸気と火山ガスの噴出量がかなり増えて居る様だ。 撮影者はGro B.M. Pedersen. 氏
アイスランド気象庁では、現地時間の真夜中を基準に24時間単位で地震の発生時刻を色で、マグニチュードを円の大きさで表示している。これは気象庁職員の手で地震観測データをチェックされたもののデータだがカルデラ廻りの地震が相変わらず多く、しかもマグニチュードも起きい。
下の画像は、8月16日以来の地震の分布で古いものが青で新しいものが上塗りされている
さらに下の画像は、上の2枚のデータと同時刻の時点での過去48時間のアイスランド国内の地震分布で緑の星はマグニチュード3以上の地震を表している。
アイスランド気象庁の目下の関心事は、恐らく火山ガスによる大気汚染に在るらしいので、カルデラの沈下や、溶岩流と河川の接触状況に関するデータは殆ど上げられないのが残念だが、仕方がない。

暫く、溜まり過ぎた観察報告を整理するのに追われていて、最近は岩石の画像を掲示できないのが申し訳ないのだが暫くお許し願いたい。