2010年10月9日土曜日

松江市加賀浜(7)

この附近は岩脈が多い、これも溶岩流かと思ったのだが、よく見ると岩脈らしく層の上下で変色層が現れている。日本海の拡大期なのか?地盤の変動が大きかったのだろうと思うが近い内にもう一度この附近の地質文献を探して見たくなってしまう。
今日はブログのサーバーが調子悪かったのか何度画像を掲載しようとしても失敗続きだったので途中で他の画像に切り替えたら旨く行った。
今日、気付いたのだがこのブログを作成する頁に、何時の間にか「統計」と言う項目が追加されていた。これをクリックすると日・週・月単位のビユー状況が判る。枕状溶岩が月に600程度、此方が400程度である。予想以上にビューが多いのに驚いてしまった。頑張らなくちゃ!と言いながらゆるりと火山と共にある「老後」を楽しみたい。

2010年10月8日金曜日

松江市加賀浜(6)

私のもう一つのブログの「枕状溶岩の露頭」と同じ地域の画像を扱うのは面倒だが面白い。これは火砕流堆積物の崖に露出するメノウ。欲しいとは思ったのだがこの時はハンマーを持たないでいたので取れなかった。熱水活動の証拠としてだけでなく、個人的興味として1個くらいはこのくらいのメノウを自分の手で採集してみたい気に駆られる。ここの崖には他にも小粒のメノウが沢山出ていて興味深かった。

2010年10月7日木曜日

松江市加賀浜(5)

この附近の岩壁に見られるガラス質安山岩 or ガラス質流紋岩です。黒曜石では有りませんがこの附近はこのような破面を示すガラス質の溶岩が多数存在します。スケールは光ってしまいましたが10円硬貨です。

2010年10月6日水曜日

松江市加賀浜(4)

ダイク途中の放射状節理の部分を望遠で拡大して見ました。縦方向の細いダイクも、放射状節理の周辺の火砕流堆積物の状態も残っていて恐らく上の方向には噴火しなかったであろう事が、この画面で確認頂けると思います。

2010年10月4日月曜日

松江市加賀浜(3)

ダイクの放射状節理から下の部分を拡大してみた。
今朝はこれから山口への出張なので時間が無い。解説は後日。

2010年10月3日日曜日

松江市加賀浜(2)

此方は天井が崩壊して船が通行出来なく成った旧潜戸の入口附近。陰になった部分が潜戸。横には噴火し損なったらしいダイクが見える。右手に桟橋があり中に穿たれたトンネルで潜戸まで行ける。
ダイクはクラックが上まで抜けているが、上部の溶岩層の構造をそのまま保存している。しかも火砕流の礫を含む白い層の部分で放射状節理が見えるので、マグマは此処で方向転換をしたらしい。残念ながら勢い足らずに止まってしまった証拠に、放射状節理の周囲のみ火砕流堆積物が残存している。
水面附近の中央部に板状の構造が見えるが、これは方向から見てこの大きなダイクの一部分と看做して良さそうだ。