2010年5月15日土曜日

神奈川県三浦半島城ヶ島(37)

幾重にも折り返されて何処がどう繋がって居るのか?判りません。付加体としてまだ柔らかな地層が新しく掻き寄せられて付加する段階では、形状変化には当然ある程度の規則性が有るのでしょうが、不均質な物性を持つのでどうしても不安定な形状しか出来ないのでしょうか?城ヶ島の地層の画像もあと数枚。40枚で区切りにしましょう。

2010年5月14日金曜日

神奈川県三浦半島城ヶ島(36)

メランジェと言う言葉で表せる地層の不思議な褶曲や折り返しがあります。どうやって出来たか?と言う部分を抜きにして地層の中の不条理な部分を差す様に使える言葉の様な雰囲気です。付加体の中の一見乱雑な構造も含まれるので、この地層の複雑な構造もそう呼んで良いのだろうと思います。

2010年5月13日木曜日

神奈川県三浦半島城ヶ島(35)

この画像に含まれている小さな斜交する小断層群の意味を思い出そうとして、画面に写る靴に気が付いてしまった。これはひょっとして“C”さんの足元かもしれない!!この画像はヒョットしたら城ヶ島では無くて三浦半島の荒崎かもしれない。それに、此処までご紹介した画像に浜諸磯の画像が入っているかもしれない事に気付きました。2006年の3月の画像を少し小さくしているので、改めて基の画像をチェックして場所を特定してから脚注を追加させて頂く事にします。

2010年5月12日水曜日

神奈川県三浦半島城ヶ島(35) コンボリュート

まだデジカメに慣れない頃の画像で、色々と撮影している時に突然画面が妙に明るくなってしまって処置なしの状態で撮影した画像なのでかなり飛んでいるのをお許し下さい。これは城ヶ島の北東端の小さな漁港の様なスロープがある場所の脇の崖で見付けた「コンボリュートラミナ」と言うものです。この露頭は実はなかなか見付かりませんで、一生懸命探した崖の丁度反対側の漁船を引き上げるスロープに立って辺りを見回せば直ぐに見付かる筈です。

2010年5月11日火曜日

神奈川県三浦半島城ヶ島(34) 火炎構造

砂の部分がかなり多くなっていますが、砂の層にも所々凹んだ部分があるので、それが沈み込んだ部分なのかな?と言う雰囲気ですね。
砂層には級化層理が見えますから、荷重で沈み込む時も何らかの切っ掛けでふわっと沈んでしまうのでしょうね。

2010年5月10日月曜日

神奈川県三浦半島城ヶ島(33) 火炎構造

火炎構造を上から眺めた画像です。砂地が見えている部分が下部の泥層に落下して潜り込んだ部分ですね。必ずしも下部の泥層に平行に切断されている訳では有りませんが、火炎構造と言う荷重痕の生成過程を考えるには面白い露頭だと思います。
この他にも幾つか類似の露頭が有りますのでご覧頂く予定です。
穏やかな陽気で、今日は窓の外からは尾長と雉の鳴声が聞こえてきます。新緑が美しい季節ですね。

2010年5月9日日曜日

神奈川県三浦半島城ヶ島(32) 火炎構造

この火炎構造は炎が随分右に流れています。炎全体がある方向に傾いている事はしばしば見られる事ではありますが、これ程横にたなびいているのは珍しいかな?と思います。これはた本当はなびいているのでは無くて砂層が陥没した部分が見えている様に思えます。炎に囲まれた砂層の部分の粒子がかなり粗い様です。次回辺りから上から眺めた火炎構造に移りましょうか?