2010年3月27日土曜日

群馬県本宿陥没地周辺(27)

偏光フイルターを効かせるのを忘れて写した為に光ってしまいましたが、これは岩と岩の隙間がかなり不均質な部分を見て頂きたくてUPしました。
「ぐんまの大地」85頁には「この火山噴出物を本宿層といいます。本宿層は地下から登ってきた熱水の働きで変質し、全般にうす緑色になっています」と書かれています。

2010年3月26日金曜日

群馬県本宿陥没地周辺(26)

これがそのへんてこ岩の部分拡大画像です。熱水から析出したものが岩の割れ目を埋めている様子が判りますが、熱水の通過でその割れ目も開いて行ったのでしょうか?真ん中には石英らしい細脈が有ります。この岩は一つだけでは無く他にも幾つか在りました。最初は枕状溶岩と思ったのですが、この岩体では割れているのがはっきり確認出来ましたので、枕状溶岩では無いと判断しました。

2010年3月25日木曜日

群馬県本宿陥没地周辺(25)

星尾川を下り道場川に移動します。立岩方面が望めないかと期待があったのですが、雲に阻まれて視界不良でした。そこで道場川の河床に下ってみる事にしました。
これは全くどのようにして出来たのか?判らない岩石が在りました。溶岩の亀裂の間を熱水が通りながら析出したものなのでしょうか?不思議な岩相です。

2010年3月22日月曜日

群馬県本宿陥没地周辺(24)

同じ様な紫色を示す岩体です。手前は川の流れですね。
この星尾地区は以前温泉が湧出していた(今は?)様で、道路脇に温泉水を蓄えたらしい1000リットルは入りそうなタンクが設置されていました。平成8年の温泉水分析それによるとナトリウム・カリウム・マグネシューム・カルシュームが主要成分となっていました。おや、湧出温度が14.6℃ですから冷泉・鉱泉ですね。

2010年3月21日日曜日

群馬県本宿陥没地周辺(23)

紫色になって居る片麻岩です。岩石の色、特に変成岩の色と変成履歴の関係が良く判りません。この附近では南牧川の磐戸附近の枕状溶岩も紫色です。スケールは有りませんが、周りの小石の大きさから大体の雰囲気は判って頂けると思います。