2010年11月20日土曜日

兵庫県豊岡市竹野海岸(17)

この地域最後の画像は前の画像と同じ場所から見た対岸の礫岩層。恐らく凝灰角礫岩が波や風雨に洗われてこんな姿になったのだろう。なんとなく放射状に見えるのは目の錯覚か?
明日からは竹野から保津峡に向う途中で立ち寄った玄武洞の柱状節理のマニアックな(?)画像を数枚見て頂こうと考えて居る。最近、「本業」の枕状溶岩の画像ブログよりも此方のヒット数が増えていて(といっても大した数ではないのだが)「不本意」な状態。等と言うのが不遜な態度ですよね。枕状溶岩はやはり関心が持たれない分野なのか?画像がお粗末なのか・・・

2010年11月19日金曜日

兵庫県豊岡市竹野海岸(16)

サテ、竹野附近の画像も残り僅か。これは竹野海岸は猫崎半島付け根附近の東側、広い駐車場の先に見える砂岩泥岩互層。白い礫岩(凝灰岩?)の中には参加の為かやや赤味を帯びた部分もあり、火山灰層を思わせる部分もある。この画像ではデータを縮小しているので確めきれないかもしれないと思ったが、中央のやや下に細い線状の赤い線が見える。

2010年11月18日木曜日

兵庫県豊岡市竹野海岸(15)

内湾い面した柱状節理の崖とその下部に開いた洞門の部分を望遠で撮影したものです。この左側にも小さな開口部の様なものが有りましたがこの洞門の部分は海側も大きく抉れているのでかなり狭くなって居るのではないかと思います。地図では小さな入り江が切れ込むように入っていますが拡大できないのでその詳細は判りません。

2010年11月17日水曜日

兵庫県豊岡市竹野海岸(14)

「はさかり岩」と「猫崎半島」の間に国民休暇村の西側に突き出た半島が在りました。竹野海岸の3番目の画像の半島の西(左)側にあたりますが、これは「はさかり岩」側から観た眺めになります。1/25000地形図には半島の根本に「切濱」と有りますが、「淀の洞門」と言われる海蝕洞がある様です。旅の後で調べますとこの附近の海岸を巡る遊覧船が在る様なので惜しい事をしたもんだと、旅のスケジュールを決める時にもう少し幅広く調べなければ・・・と反省しています。洞門周囲の柱状節理の画像が有りますので明日にご紹介します。

2010年11月16日火曜日

兵庫県豊岡市竹野海岸(13)

やや手前の堆積層を撮影したもの。白色部が多いので何れ火山岩起源なのだろうか?と言いながらまだ詳しく知れべて居ない。手前に妙な形の溶岩みたいなメランジェみたいなものが在るが、撮影する時は残念ながら気付いていないらしく、この部分だけを写した画像が残っていない。デジカメを使うようになってからは兎に角気になるものは交通標識でも撮影するようにしているのだが、ファインダーの中で何か一つに注目するとその傍のものが見えなくなってしまっている。
最近も、ある先生から緑色岩だけでなく、他のどのような岩体とセットになって居るかをチェックしなければいけないと注意されてしまった。

2010年11月15日月曜日

兵庫県豊岡市竹野海岸(12)

猫崎半島の柱状節理群。手前は勿論砂岩と礫岩の互層。猫崎半島は最高峰が140mあるが全山がこの柱状節理の続きなのだろうか?手前の砂岩・礫岩互層は白い部分が多いのはやはり火砕流堆積物なのか?それともメランジェ系統なのか?手前の水面すれすれの出っ張りを見ると礫岩層の様に思える。火砕流堆積物の様な粗さが有るのがこれも興味深い。この日は、京都嵐山附近から上流の保津峡での枕状溶岩探索がメインだったので後ろ髪を引かれながらこの場所を離れる事になった。再訪あるべしである。

2010年11月14日日曜日

兵庫県豊岡市竹野海岸(11)

この地域の画像の3番目にご紹介した半島は竹野海岸休暇村の西側に在る標高104mのものですが、東側に最高地点の標高がやや高く141mの猫崎半島が有ります。観光案内には此方が掲載されていますが、この二つのこぶの部分は流紋岩、手前は砂岩と礫岩の互層です。中央部には空の明るさに災いされて少し薄ぼんやりとしていますが、整然と並ぶ柱状節理が見え、その手前と右側の海岸線附近には水平な堆積層が見えます。もう少し夫々の部分を望遠で拡大した画像もご覧頂きます。