2010年12月11日土曜日

下田市三穂ヶ崎 板見漁港(6)

さて、この画像は一体どのようにして出来るのでしょうか?溶岩の気泡が残っているのか? まさか「穿孔貝」の痕跡なのか?これは まあ 序の口です。小生の影が画面に写りこんでいます。スケール代わりです。

2010年12月10日金曜日

下田市三穂ヶ崎 板見漁港(5)

この先は残念ながら先に進む事は出来ませんでした。YAHOOの地図画像ではこの附近に獣道ほどの痕跡がありますので、国道まで戻れるのかもしれません。でも一人では危険そうなので辞めておきました。赤錆の部分は溶岩流の様です。足元の岩岩に見られる不思議な風化による模様はこれから沢山ご覧に入れます。海水の飛沫が掛かる部分が特に興味深い形状を示します。

2010年12月9日木曜日

下田市三穂ヶ崎 板見漁港(4)

ご案内した3枚の画像がなんとか1枚にぎりぎり引っ掛かっている画像を見付け出しました。海蝕洞は大分高い位置に有りますからこの附近がかなり隆起した場所だと判ります。撮影した場所も確か水際ではなかった様に記憶しています。

2010年12月8日水曜日

下田市三穂ヶ崎 板見漁港(3)

全景をパノラマ画像にしてお見せしたい様な気がしますが、残念ながらこの露頭の景色に圧倒されてそれどころでは有りませんでした。この部分は左側の高まりから右側に急激に薄くなる堆積層の様な雰囲気があります。下の方は少々様相が異なりますね。左上の部分に前の画像の繋がりでしょう、でもなんとなく傾斜が其の儘繋がりそうな雰囲気で続いています。この部分は少なくとも堆積層と考えて良さそうです。

2010年12月7日火曜日

下田市三穂ヶ崎 板見漁港(2)

火砕流堆積物、ハイアロクラスタイトと呼ばれるものなのでしょうか?不思議な様相を示しています。かなり高い位置まで常に風雨に晒されている為なのか?侵食模様はフレッシュです。一番上の少々黒味がかった荒い部分は溶岩なのでしょうか?

2010年12月6日月曜日

下田市三穂ヶ崎 板見漁港(1)

板見漁港の海に向って右側に細い道が防波堤の先まで続いています。「枕状溶岩」の観察に訪問した時に、少し時間に余裕が有ったのでその附近を散策してみました。これからご紹介する画像はその時に撮影したものです。海が荒れている時はこの道は少し危険かもしれません。海岸は、風雨と波による侵食で古い火砕流堆積物や溶岩らしきものが荒々しい様相で断崖を刻んでいます。
何故、この様な不思議な紋様が岩石に刻み込まれるのか?小生には理解出来ない分野ですが、興味深いのでご案内する次第です。これらの紋様を読み解く事は、小生のテーマの「枕状溶岩」の様々な形態を理解する上で参考に成りそうです。最初の1枚はその断崖と海蝕洞の様子です。

2010年12月5日日曜日

兵庫県豊岡市玄武洞(15)

玄武洞の画像もこの辺で一段落としましょう。これは敷石に使われている柱状節理のブロックです。加工していない自然状態での冷却節理と見えて、綺麗に放射状になっています。右側に置いた手帳は通常のフィルドノートにビニール表紙が着いた全天候型のものです。サイズはほぼ同じ。
柱状節理の画像は1月26日からの高原山・箒川や10月26日からの日御碕、それに小生のメインのブログである「枕状溶岩の表情」の中の2月20日以降に、福井県の松島海岸(東尋坊の東側)にも不思議な形の柱状節理の画像を掲載しています。
明日からは、「枕状溶岩の表情」での画像に合わせて、下田市板見漁港・三穂ヶ崎の不思議な海蝕・風蝕に晒された岩石の表情を取上げます。