2011年10月1日土曜日

千葉県立中央博物館で「砂のふしぎ」展示が始まりました。

10月1日から12月4日までの間、千葉県立中央博物館で「砂のふしぎ」展が始まりました。世界各地で採集した海砂・川砂・砂漠の砂等を展示しています。詳細は博物館のHPをご覧頂ければ幸いです。私は時たまボランティアでお手伝いをします。お近くにおいでの際はチョット覗いてみませんか?
博物館のこの行事のhpは下記です。下記をコピペして展示案内⇒企画展示⇒スクロールして「砂のふしぎ」へ!
http://www.chiba-muse.or.jp/NATURAL/

桜みかげ・万成石:H-2;倉敷市内

上の画像は美観地区のエルグレコ向かいの石垣です。石垣と板張り塀のコントラストが面白いなと思ったので・・・緑も良いアクセントになっています。
下の画像は倉敷市自然史博物館から少し駅方向に歩いた交番の傍の石垣。交番近くのこの石垣を撮影していたらお巡りさんから「不審尋問?」されました。雨の中を傘を横に置いて濡れるのも構わずになんの変哲も無さそうな石垣(!)にスケールを置いて撮影していたらやはり「変な奴」でしょうかね?住所氏名までは聞かれなかったけれど・・・この石垣の何処が面白いって?面白いでしょ!

2011年9月30日金曜日

桜みかげ・万成石:H-1;倉敷市内

この画像は万成石が含まれて居るか判りませんが、流石倉敷の街には石材が多く使われていますので撮影したものです。。此処は、倉敷市自然史博物館前の駐車場と歩道を隔てる石垣です。丁度、第20回特別展「宝石の素顔」展が開催されていましたので見学しました。博物館のHPは http://www2.city.kurashiki.okayama.jp/musnat/index.htm
をコピペで!しまった!65歳以上は無料だったのか! 石材は種類が異なるものが一見乱雑に組まれていますが、恐らく岡山県内の様々な石材を集めてきたのでは無いでしょうか?この様な石垣を見ると、時間の経つのも忘れてしまいます。

2011年9月29日木曜日

桜みかげ・万成石:G-3;吉備文化財センター



似たような画像をUPしてしまって工夫が無いと叱られそうだが、昨日の1枚の画像を取り違えてしまっていたので、コメントを付けながらなんだか初めに想ったひらめきと違うような気がしながらだったのが、今日の画面構成で裏目に出てしまった次第。2枚の画像は異質部分の続き。下の画像は小さな画像の方が「異質」に気付き易いかもしれない。
しかも、横長で配置する積りがどうしても縦長にUPされてしまうという馬鹿な事があるので、上手くいかないものですね。古代吉備文化財センターでの画像はこれで終わり。
この無料のブログでは1024MBの容量が許容されているのだが、これまでに497MB(48%)を使っているとの表示が出てきました。後1年は継続出来そうですね!

2011年9月28日水曜日

桜みかげ・万成石:G-2;吉備文化財センター

石垣の万成石だが、適度に隙間を開けた姿が面白い。前の画像ではドリルの穴が残っている石材の画像をご案内したが、上の画像ではクサビの後が残されている。後日、倉敷の美観地区で撮影した石垣はピタリと隙間もないがそれぞれの趣の違いが興味深い。
この2枚の画像は、一見均質と思われる花崗岩の中の不均質な部分をに焦点を当てて撮影してみました。結構の雨量の中で風もあり、片手でカメラを持ち片手で傘を抑えていると風で体が揺れて意外とピントが合わないので、ファインダーを覗かずに液晶を裏返してエイやっと撮影したので少しピンボケ気味。下の細粒分が集合しているのは、花崗岩の貫入時に地山と近い急冷層が捕獲岩的に取り込まれたものなのだろうか?下の画像には10円玉のスケールを置いています。上の画像も大体同じ程度の距離から撮影している筈です。

2011年9月27日火曜日

桜みかげ・万成石:G-1;吉備文化財センター

正式名称は「岡山県古代吉備文化財センター」。吉備線の吉備津駅からと言っても歩くのはた易くない。吉備津彦神社や黒住教本部更には茶臼山古墳など岡山の古代を語るに相応しい吉備中山の山中に在る。
吉備線の本数がやや少ないので、私は山陽線の庭瀬駅からタクシーを利用した。此処を訪ねたのは万成石が目的ではなくて、「房州石・富津磯石」を学んだ事から、御影石の自然資源が豊富に存在する岡山県地方では古墳石室の石材としてどのような石材が使われてきたのか?漠然とした知識を得たいと思って訪ねた次第。
館員の方から、発掘資料は岡山県立図書館に在ると聞いてがっかり。さっきまでその近くに居たのに・・・と思ったのだが・・・
タクシーの運転手さんに少しの時間ならお待ちしますと言って頂いたのだが、外壁に使われた万成石らしい石材に雨の中で頑張る事に決めた。
画像は外構の石垣のドリル穴が良いアクセントになっているものと、流石焼き物の岡山の古墳!陶器製の棺。

2011年9月26日月曜日

桜みかげ・万成石:F-8;武田石材殿丁場


採掘の最前線から少し下がった場所に大きな荒削りの石材を置いた場所があります。一番手前の細長い石材に小生の岩石ハンマーを置いて撮影させて頂きました。ハンマーの長さは32cmです。
多少の修正は行うのだろうとは思いますが、こんな風に大型で綺麗な平面で良く割れるものだな!と本当に感心します。
武田石材の皆さんには大変お忙しい中を時間を割いて丁場をご案内頂きお世話になりました。有り難う御座います。万成石のご紹介はまだまだ続きますが、丁場風景は此処で一段落です。

2011年9月25日日曜日

桜みかげ・万成石:F-7;武田石材殿丁場

何故か元画像を90度回転しても横位置で良いのに縦画像になってしまいます。これも丁場での御影の表面ですが、上の画像はハンマー軸に平行に淡いカリ長石の濃集部分が細い帯の様に広がっているのを見付けて撮影させて頂きました。
下の画像は、石目の部分ですが、前のシーティングジョイントの画像と異なり、黒色系統の鉱物が刷毛で塗ったような状態で見えます。以前、ある大学教授が見学に来られた際に、モリブデンだろうと仰ったそうです。
詳しい事は理解できて居ないが、産総研からの地質調査研究報告,第53巻,第9/10号,2002.657-672頁の「鉱化花崗岩特性(1):南西日本内帯のモリブデンとタングステン鉱床生成区」に掲載された第一図(659頁)では瀬戸内の花崗岩は山陰系の花崗岩(モリブデン鉱床が多く分布)と異なりタングステン系鉱床が多く分布しているらしい。勿論、タングステン鉱床区でもモリブデンは存在している事はこの論文いも示されている。詳しくご覧になりたい方は、産総研のHPからDLしてご覧下さい。