2017年11月24日金曜日

GVP火山活動情報の概要:11月15日⇒21日;14火山

Activity for the week of 15 November-21 November 2017
New Activity/Unrest
Agung  | Bali (Indonesia)  | 264020 | Elevation 2995 m
11月21日1705とkに水蒸気爆発が発生し、火山灰を含む噴煙が火口縁の上空 700 m ま
で上昇しました。警戒レベルは“3”を維持しています

Oraefajokull  | Iceland  |  | Elevation 2010 m:既報
11月17日に航空機からの観測でアイスコールドロンが確認されたので警戒レベルを
「イエロー」に引き上げました。新しいアイスコールドロンは直径 1 km で、深さは 15-20 m の規模で、最近地熱活動が活発化した事を意味しています。18日に火山学者が更に航空機からの観測を行い、更に地上では溢流水のサンプルを採取し水量を観測しました。
河川の洪水の明白な兆候はありませんが、一週間前に硫黄臭があった事が記録されました。群発地震は収まっており、直ちに噴火に繋がる聴講は有りませんし、状況がどのように変化するかに付いては確実な情報は得られていません。

Sarychev Peak  | Matua Island (Russia)  | 290240 | Elevation 1496 m
11月13日に弱い水蒸気と火山ガスの噴出が観測されました。14-20日の間は天候が悪
く目視観測が出来ませんでした。カラーコードは「グリーン」です。

Ongoing Activity
Aira 桜島 | Kyushu (Japan)  | 282080 | Elevation 1117 m
桜島・南岳で11月13日の2207時に噴火が発生し噴石が 1.3 km 程まで飛散しました。
噴火による空振で鹿児島県と宮崎県内の建物が振動しましたが、天候が悪く噴煙は見えませんでした。14日の0955時には昭和火口で噴火が発生し、噴煙が火口縁の上空 1.3 km まで上昇しました。14日には別の噴火が南岳で2343時に発生し噴煙が火口縁の上空 1.3 km まで上昇しました。10日の観測では亜硫酸ガスの噴気量は日量で 1,400 トンでした。
17-20日の間にごく小規模の活動が南岳で発生した事が観測されています。

Bagana  | Bougainville (Papua New Guinea)  | 255020 | Elevation 1855 m
11月15-17日の間火山灰を含む噴煙が高度 2.1 km に達しました。

Cleveland  | Chuginadak Island (USA)  | 311240 | Elevation 1730 m
11月15-20日の間山頂火口付近で熱異常が観測され、溶岩流の存在が疑われています
が、天候が悪く目視観測が行えません。地震観測や空振観測データからは特段の噴火活動は記録されていません。14日に小規模の爆発が溶岩ドームの中の火口で発生しました。航空カラーコードは「オレンジ」です。

Dukono  | Halmahera (Indonesia)  | 268010 | Elevation 1229 m
11月15-21日の間火山灰を含む噴煙が高度 2.1-2.3 km に達しました。

Ebeko  | Paramushir Island (Russia)  | 290380 | Elevation 1103 m
火山から7 km 東に滞在中の火山学者からの報告に拠れば、16日に爆発が発生し火山
灰を含む噴煙が高度 2 km に達しました。カラーコードは「オレンジ」のままです。

Kilauea  | Hawaiian Islands (USA)  | 332010 | Elevation 1222 m
⇒特段の活動の変化は記載されていません。

Kirishimayama 新燃岳 | Kyushu (Japan)  | 282090 | Elevation 1700 m
11月13-20日の間、活動はやや活発化した状態が続いています。白煙が火口縁の 200 m 上空まで立ち昇っています。

Langila  | New Britain (Papua New Guinea)  | 252010 | Elevation 1330 m
11月15-16日に火山灰を含む噴煙が高度 1.8-2.7 km に達しました。

Sabancaya  | Peru  | 354006 | Elevation 5960 m
前の週に比べて活動が活発化しており13-19日の間は連日82回の爆発を観測していま
す。火山ガスと火山灰の噴煙は火口縁の上空 4 km まで上昇し熱異常も観測されています。亜硫酸ガスの量は13日の観測では日量で 3,103 トンでした。



Sheveluch  | Central Kamchatka (Russia)  | 300270 | Elevation 3283 m
11日には熱異常が観測されていますが、他の日には天候が悪く観測されていません。

Sinabung  | Indonesia  | 261080 | Elevation 2460 m
11月15-19日の間火山灰を含む不燃は高度 4.3-4.9 km まで上昇しました。警戒レベ
ルは 1-4段階の“4”を維持しています。

追記:AVO情報。
火山番号“311120”の“GREAT SITKIN VOLCANO”において地震活動がやや活発化した
事と、水蒸気の噴気が活発なので警戒レベルを「イエロー」に引き上げたとの情報が有ります。この火山のGVPの情報は http://volcano.si.edu/volcano.cfm?vn=311120
AVOのサイトにはこの火山の画像が数多くあります。下記を開いて火山名を選択すれ
ばご覧になれます。 https://www.avo.alaska.edu/images/index.php
AVOのこの火山のサイトは下記に在ります。
https://www.avo.alaska.edu/volcanoes/volcinfo.php?volcname=Great%20Sitkin

Etona

Kizimen

Pacaya

えびの高原(硫黄山)

霧島山系硫黄山

霧島山系新燃岳

以上

GVP火山活動情報の概要:11月8日⇒14日;16火山

New Activity/Unrest
Aoba | Vanuatu | 257030 | Elevation 1496 m
11月8日に小規模の火山灰の噴出が在り高度 3 km に達しました。

Dempo | Indonesia | 261230 | Elevation 3173 m
11月9日1651時に、三分間にわたる水蒸気爆発が発生し、生じた濃密な火山灰の噴煙が高度 4.2 km :火口縁から上空 1 km に達しました。

Sarychev Peak | Matua Island (Russia) | 290240 | Elevation 1496 m
11月6-7日に熱異常が観測されています。8日には弱い水蒸気と火山ガスの噴出が観測されていますが9-13日の間は天候に阻まれて観測出来ませんでした。

Ongoing Activity
Agung | Bali (Indonesia) | 264020 | Elevation 2995 m
11月8-14日の間、火口縁の上空 500 m まで白い噴煙が上昇していました。

Aira 桜島 | Kyushu (Japan) | 282080 | Elevation 1117 m
11月7日1025時に桜島南岳で噴火が発生し火山灰を含む噴煙が火口縁の上空 1.3 km まで上昇しました。13日にも小さな噴火が生じています。

Cleveland | Chuginadak Island (USA) | 311240 | Elevation 1730 m
11月8-13日の間山頂火口付近の地表面温度の上昇が観測されています。火口から溶岩流が流れ出ているものと思われます。地震計・空振計共に特段の火山活動を記録していませんが、12日の0056-0059時に小規模の噴出が在った事を記録しています。14日0315時に小規模の爆発が記録されました。

Dukono | Halmahera (Indonesia) | 268010 | Elevation 1229 m
11月8-14日の間火山灰を含む噴煙が高度 2.1 km に達しました。

Ebeko | Paramushir Island (Russia) | 290380 | Elevation 1103 m
火山から 7 km 離れた島の火山学者の観測に拠れば、11月5・7-8日に火山灰を含む噴煙が高度 2 km に達しました。

Katmai | United States | 312170 | Elevation 2047 m
⇒久し振りに火山灰の再浮遊情報です。
“Ten Thousand Smokes”谷から、1912年の噴火の際に堆積した火山灰が強風にあおられて高度 3 km で再浮遊し、120 km 南東の“Shelikof”海峡を越えてコディアック島に達しました。

Kilauea | Hawaiian Islands (USA) | 332010 | Elevation 1222 m
⇒特段の活動状態の変化は在りませんが、“61G”溶岩流のオーシャンエントリーが11月8日に一端途絶えましたが、12-13日に再開しました。溶岩流の「ブレークアウト」が盛んに発生している様です。

Sabancaya | Peru | 354006 | Elevation 5960 m
前の週に比べてより活発な状態が観測されており、連日 66 回の噴火活動が11月6-12日の間も継続しています。火山ガスと火山灰からなる噴煙が火口縁上空 4 km に達しています。亜硫酸ガスの噴出量は8日の観測に拠れば日量で 2,763 トンに達しています。

San Cristobal | Nicaragua | 344020 | Elevation 1745 m
11月7日2134時から14回の一連の爆発が発生しました。最初の爆発が最も強く徐々に弱まりました。

Sheveluch | Central Kamchatka (Russia) | 300270 | Elevation 3283 m
11月3・6・8日に熱異常が観測されています。その他の日には天候が悪く観測が出来ませんでした。8日の爆発の際には火山灰を含む噴煙が高度 8 km に達し、北東に 990 km まで広がりました。航空カラーコードは「オレンジ」です。

Sinabung | Indonesia | 261080 | Elevation 2460 m
11月9日と11-12日に火山灰を含む噴煙が 4.6-4.9 km まで上昇した事が観測されました。

Suwanosejima 諏訪之瀬島| Ryukyu Islands (Japan) | 282030 | Elevation 796 m
11月10日に噴煙が高度1.8 km まで上昇した事が観測されました。

Turrialba | Costa Rica | 345070 | Elevation 3340 m
11月13日0730時に始まった火山灰の噴出は0830時頃にその強さを増し、火口縁の上空 500 m に達しました。
◎今週は天候が悪かったり時間が取れなかったりで海外の火山カメラの画像が殆どありません。
Pacaya

阿蘇山

樽前山

以上

2017年11月10日金曜日

GVP 火山活動情報の概要:11月1日⇒7日;22火山

Agung | Bali (Indonesia) | 264020 | Elevation 2995 m
11月1-7日の間、火口上空 500 m まで白煙が上昇していました。警戒レベルは 1-4 段階の“3”、立ち入り禁止区域は半径 6 km の全方位と主に南側と北北東の半径7.5 km です。

Aoba | Vanuatu | 257030 | Elevation 1496 m
11月6-7日に火山灰を含む噴煙が 2.1-4.3 km 上昇しました。

Kirishimayama・新燃岳 | Kyushu (Japan) | 28090 | Elevation 1700 m
11月2-6日の間の活動状態はやや活発な状態が継続しており、火口縁から 30-400m 白煙が上昇しています。警戒レベルは“3”です。



Ongoing Activity
Aira ・桜島 | Kyushu (Japan) | 282080 | Elevation 1117 m
亜硫酸ガスの放出量は10月30日には日量 800 トンでした。10月31日1221時に南岳で噴火が発生し、火山灰を含む噴煙が火口縁の上空 1 km まで上昇しました。警戒レベルは“3”です。

Bagana | Bougainville (Papua New Guinea) | 255020 | Elevation 1855 m
11月3日火山灰を含む噴煙が高度 2.4 km まで上昇しました。

Cleveland | Chuginadak Island (USA) | 311240 | Elevation 1730 m
10月28-30日に小規模の噴火が発生し、山頂火口内の溶岩ドームの一部分を破壊しました。11月1日と5-7日には衛星画像で僅かな地表面温度の上昇が観測されており、火口内の溶岩流を示しているものと思われます。他には地震計にも空振計にも特段の活動は記録されていません。航空カラーコードは「オレンジ」

Dukono | Halmahera (Indonesia) | 268010 | Elevation 1229 m
11月1-7日の間、火山灰を含む噴煙が高度 1.8-2.1 km まで上昇しました。11月4-5日には火山灰の噴煙が170 km に達しました。

Ebeko | Paramushir Island (Russia) | 290380 | Elevation 1103 m
10月27日から11月3日に掛けて、火山灰を含む噴煙が高度 2 km に達しました。航空カラーコードは「オレンジ」

Fuego | Guatemala | 342090 | Elevation 3763 m
11月2-3日に火山性微動が増加し、毎時 6-8 回の爆発が発生し火山灰を含む噴煙が火口縁の上空 1.3 km まで上昇しました。11月4-5日には毎時5-8 回の爆発が生じ、火山灰を含む噴煙が 1.2 km 上昇しました。11月5日の2017時には白熱岩塊が火口上空 300 m まで放出され、火口内での岩屑雪崩を引き起こしました。11月5日2017時には11回目の噴火が始まりました。溶岩流は西側に 1-1.2 km ,南南西に 800 m 流れ下りました。溶岩流の末端では岩屑雪崩が起こり、植生区域に達しました。毎時 6-8 回の爆発が起こり、火山灰を含む噴煙は 1 km 上昇しました。

Kilauea | Hawaiian Islands (USA) | 332010 | Elevation 1222 m
⇒特段の変化は報じられていません。

Langila | New Britain (Papua New Guinea) | 352010 | Elevation 1330 m
10月(11月?)5日、火山灰を含む噴煙が高度 3.7 km まで上昇しました。

Pacaya | Guatemala | 342110 | Elevation 2569 m
11月4-7日、“Mackenney”火砕丘でストロンボリ式噴火が発生し火口縁の上空 40 m まで噴出しました。

Poas | Costa Rica | 34040 | Elevation 2708 m
11月6日0915時に噴火が発生し、火口縁の上空 300 m まで噴煙が上昇しました。

Popocatepetl | Mexico | 341090 | Elevation 5426 m
11月1-7日の間、200-361 回の噴出が有りその中の幾つかには火山灰が含まれました。連日夜間には火映現象が観測されます。11月3日0146時に地震活動が活発化し始め、ストロンボリ式噴火が発生し0535時に収束しましたが、火山ガス、水蒸気あるいは火山灰が火口縁から立ち昇り、噴出物は山腹の 500 m の地点に達しました。観測された噴火回数は 1027 回でした。11月4日には0145時と0608時に観測されました。二度目の噴火の後に少量の火山灰を含む火山ガスの噴煙が続きました。1029時にストロンボリ式噴火が始まり80分間継続しました。1440時と2231時の噴火では白熱岩塊を 200 m の高さまで7、噴出物は山腹の 500 m まで広がりました。5日の0411時にも噴火が記録されました。6日1653時の爆発では生じた火山灰と火山ガスの噴煙が火口上空2.5 km に達しました。11月7日0100時の爆発では、火山灰を含む噴煙が火口縁の上空 2 km まで上昇しカラーコードは「オレンジ」

Reventador | Ecuador | 352010 | Elevation 3562 m
10月の最終週には爆発の規模が増加し、噴火回数は時間当たり 4-5 回に達し、火山灰を含む噴煙は火口縁の上空 2.5 km に達しました。「キャノンショット:キャノン砲の発射音」が幾つかの噴火の際に住民まで届きました。火山研究者による10月23日と25日のフィールドワークでは7.2 km 離れた地点でも窓を震わせる「キャノンショット」を観測しました。10月27日には火山灰を含む噴煙は 4.9 km 上昇しました。

Sabancaya | Peru | 354006 | Elevation 5960 m
前の週に比べて噴火活動は活発化し、10月30日から11月5日の間には、連日57回の噴火が生じています。火山ガスと火山灰の噴煙は火口縁の上空 3.8 km に達し、10月30日の亜硫酸ガスの噴出量は日量3,996 トンに達しました。

Sheveluch | Central Kamchatka (Russia) | 300270 | Elevation 3283 m
10月26-30日と11月1-2日に熱異常が観測されました。11月2日の爆発では火山灰を含む噴煙は高度 8 km に達し増した。航空カラーコードは「オレンジ」

Sinabung | Indonesia | 261080 | Elevation 2460 m
11月2日と5-7日には火山灰を含む噴煙が 3.4-4.9 km まで上昇しました。

Stromboli | Aeolian Islands (Italy) | 211040 | Elevation 924 m
11月1日の2129時に“Area CS”において3分間継続する爆発的噴火が発生しました。爆発では粗粒の火砕物質を噴出しました。また濃密な火山灰を含む噴煙は急速に拡散しました。
噴火後、地震活動は直ちに正常レベルに戻りました。

Suwanosejima・諏訪瀬島 | Ryukyu Islands (Japan) | 282030 | Elevation 796 m
10月31日と11月1,3,5日に爆発が観測され噴煙が高度 1.5 km に達しました。

Turrialba | Costa Rica | 345070 | Elevation 3340 m
11月4日に火山灰の噴出が観測されましたが、天候の悪化でその後の経緯は不明です。

Ulawun | New Britain (Papua New Guinea) | | Elevation 2334 m
11月3日に火山灰を含む噴煙が高度 3 km に達しましたが、その後は水蒸気の噴出のみが観測されています。
今週はライブカメラの画像が余りありません。
“Ambrym”,

“Klychevskoy”, 

“Sheveluch”火山は噴煙画像と溶岩ドームに雪が無い画像の二枚です。



以上

GVP 火山活動情報の概要:10月25日⇒31日;19火山

Agung  | Bali (Indonesia)  | 264020 | Elevation 2995 m
特に10月20日以降の火山活動の低下に伴い警戒レベルが“3”に引き下げられました。衛星画像による火口付近の熱異常は10月に比べて9月の方が強かったと云えます。10月20日からGPSデータは地形の変化率が鈍った事を示しています。地震活動はその数と強さ共に減少していますが、マグマの移動を示す低周波地震は継続しています。10月20-29日の間は白い噴気は火口縁の上空 500 m まで上昇しており、ビデオに撮影されたその勢いは衰えています。警戒レベルは引き下げられましたが、避難区域はそのまま維持されており避難者の総数は 133,457名を数えます。

Aoba  | Vanuatu  | 257030 | Elevation 1496 m
10月29日に火山灰を含む噴煙が高度 6.1 km まで上昇しました。

Kirishimayama  | Kyushu (Japan)  | 28090 | Elevation 1700 m
10月25-31日の間、新燃岳の活動は緩やかに増加しています。白い噴煙は火口縁の上空 100-500 m まで上昇しています。ほぼ連日のフィールドサーベイの結果は特段の変化を示していません。亜硫酸ガスの噴出量はおおむね日量 200 トンです。警戒レベルは“3”を維持。



Sarychev Peak  | Matua Island (Russia)  |  | Elevation 1496 m
10月29日に熱異常を観測していますがこの日以外は天候に阻まれて観測出来ていません。カラーコードは「グリーン」

Tinakula  | Solomon Islands  | 256010 | Elevation 851 m
10月25日から26日の早朝に、小規模の噴火が発生しました。火山灰を含む噴煙が高度 2.1 km まで上昇しました。報道に拠れば11月1日に大量の火山灰が作物を覆い、11,500名への水の飲料水の供給が汚染されました。

Ongoing Activity

Aira  | Kyushu (Japan)  | 282080 | Elevation 1117 m
亜硫酸ガスの放出量は10月23日と27日に、日量 1,000 ~ 1,400 トンでした。南岳火口での極小規模な活動が10月24-25日と29-30日に見られました。
熱異常が昭和火口に近い南東側山腹で、25日にサーマルカメラにより観測されました。警戒レベルは“3”。

Bagana  | Bougainville (Papua New Guinea)  | 255020 | Elevation 1855 m
10月27日、火山灰を含む噴煙が高度 2.1 km まで上昇しました。

Cleveland  | Chuginadak Island (USA)  | 311240 | Elevation 1730 m
山頂火口の溶岩ドームは成長を続け、10月23日には 140x110 m の大きさです。10月28日の1045時に30秒間継続する小規模の噴火が発生した事が、地震観測と空振観測から判明しました。天候が悪く気象上の雲海はおよそ 4.6 km の高度に在りましたが、爆発に伴う噴煙は衛星画像で雲の上に捉えられました。10月30日0320時に小規模な爆発が発生し、火山灰を伴わない噴煙が雲の上の、高度 2.4 km で観測されました。カラーコードは「オレンジ」。

Dukono  | Halmahera (Indonesia)  | 268010 | Elevation 1229 m
10月25-31日の間、火山灰を含む噴煙が高度 2.1 km まで上昇した事が観測されました。

Ebeko  | Paramushir Island (Russia)  | 290380 | Elevation 1103 m
10月20-27日の間、噴火により生じた火山灰を含む噴煙は高度 2 km に達しました。カラーコードは「オレンジ」

Karymsky  | Eastern Kamchatka (Russia)  | 300130 | Elevation 1513 m
火山ガスと水蒸気の噴煙は継続していますが、火山灰を伴う噴火は10月3日を最後に発生していません。カラーコードは「グリーン」に引き下げられました。

Kilauea  | Hawaiian Islands (USA)  | 332010 | Elevation 1222 m
⇒特段の活動変化は無いようです。この処、地上での溶岩流のブレークアウトが画像で取り上げられる事が多くなりました。

Sabancaya  | Peru  | 354006 | Elevation 5960 m
爆発的な火山活動は前の週に比べるとやや収まり、23-29日の間は平均43回の噴火が生じていました。分念は火口縁の上空 3.9 km まで7上昇しています。
29日には亜硫酸ガスの噴出量は日量で 2,635 トンが観測されました。

Sheveluch  | Central Kamchatka (Russia)  | 300270 | Elevation 3283 m
熱異常は10月20-22日と25日に観測されています。カラーオードは「オレンジ」です。

Sinabung  | Indonesia  | 261080 | Elevation 2460 m
10月31日に火山灰を含む噴煙が高度 4 km まで上昇しました。

Stromboli  | Aeolian Islands (Italy)  |  | Elevation 924 m
10月23日1604時に南側火口付近で一連の激しい噴火が発生しました。爆発に伴い大粒の火砕物質が放出されました。

Turrialba  | Costa Rica  | 345070 | Elevation 3340 m
10月30日の 1030, 1105, and 1445 に噴火が発生し火山灰を含む噴煙が火口縁の上空 200-500 m まで上昇しました。1445時の噴煙は“reddish crater”から噴出しました。

Ulawun  | New Britain (Papua New Guinea)  | 252120 | Elevation 2334 m
10月26-27日に火山灰を含む噴煙が、高度 2.4 km まで上昇しました。

Yasur  | Vanuatu  | 757100 | Elevation 361 m
10月31日現在警戒レベルは0-4段階の“2”を維持しています。地震観測から活動は活発な状態が続いています。
“Ambrym”,

“Bromo”,

“Iliamana”,

“Lopevi”,

のライブカメラ画像を御案内します。

明日は地質観察会 伊奈の砂岩と伊豆の淡緑色凝灰質砂岩を比べて観よう!

 博物館の県外地質観察会で五日市方面を歩きます。色々と面白い地質を観察出来る様だが、私の一番興味があるのは「伊奈石」と云う砂岩。結構硬い砂岩の様だが、今日その偏光顕微鏡画像を見せて頂いたのだが、火砕流堆積物の様な面白い顔付をしている。参加者へお渡しするテキストに、その画像も掲載される。私はこの処のフィールドにしている野田市方面で、先日僅かに顔を足していた砂岩が気になって、6cm角ほどのその岩片をタガネで半分に割って平らな面を造り、更に切断して厚さ 7 mm と 5 mm の 60 x 25 mm の小さなサンプルを切り出し、この両面を#1500研磨粉で平らな面を造って顕微鏡で観察してみた。
タガネで半分に割った破面の状態。

研磨後の表面の一部を接写したもの。

下の方が粒が大きくて上に向かって粒径が小さくなっているから級化層理。上の目盛は 1 mm 単位。
以下は顕微鏡での観察画像。何れも画像の幅は 4 mm 。
この緑色の部分(緑泥石か緑簾石)が分散して混じっている事で淡緑色~淡青色の色合いが見えてくる。尚、この砂岩は隙間だらけだったが、僅かに石灰石が沈着しているので緑色岩というより淡い青色に近く見えるのだろうと思う。









神社等の礎石としては結構長持ちした筈。社殿を新築したからと云って、小割して周辺に埋めてしまうのは少々勿体ない。痕跡をもっと残してくれると良いのにナ~!
 もし明日の観察会に「当選」され参加される方が居られたら、テキストに掲載される偏光顕微鏡画像と比較して頂ければ面白いと思う。「伊奈石」は火砕流的だから、石英粒子や、斜長石の結晶、潰された軽石らしい構造等が良く見える。
明日の私の役は「は~い!列が伸びすぎてるから、急いで歩かないと置いて行かれるよ。私はコースを歩いてないからはぐれたらそれっきりだよ!」とタイムキーパー。
伊奈の砂岩の顕微鏡画像は後日!

2017年10月27日金曜日

GVP火山活動情報の概要:10月18日⇒24日;15火山
Agung  | Bali (Indonesia)  | 264020 | Elevation 3142 m
視界が悪い状態が続いているが10月18-24日の間、濃い白煙が火口縁の上空500mまで上昇しているのが観測されました。地震活動は活発ながら変動している状態が続いています。19日にドローンで撮影したビデオでは幾つかの噴気孔と亀裂から噴気が立ち昇っているのが確認されました。警戒レベルは“4”を維持しています。

Aoba  | Vanuatu  | 257030 | Elevation 1496 m
22日の報道に拠れば噴火に伴い避難した住民は既に帰宅しています。22-23日に小規模の噴火が発生し、火山灰を伴う噴煙が高度 2.4-3.7 km まで上昇しました。

Kirishimayama  | Kyushu (Japan)  | 28090 | Elevation 1700 m
⇒既に御承知の事と思われますので省きます。警戒レベルは“3”。





Tinakula  | Solomon Islands  | 256010 | Elevation 851 m
10月21日0620頃に噴火が始まり亜硫酸ガスと火山灰を含む噴煙が高度 4.6 km まで上昇しました。また1040時には火山灰を含む噴煙が 6.1 km まで上昇しました。火山灰の噴出は24日も続き、高度 3.3-3.7 km に達しました。周辺の島嶼では降灰があった事が報道されました。⇒前回の噴火は2012年⇒この火山に関するGVPのサイトは  http://volcano.si.edu/volcano.cfm?vn=256010

Ongoing Activity

Aira  | Kyushu (Japan)  | 282080 | Elevation 1117 m
10月17日昭和火口での小規模な噴火が観測されました。警戒レベルは“3”

Cleveland  | Chuginadak Island (USA)  | 311240 | Elevation 1730 m
溶岩ドームは相変わらず火映現象が続き、10月15日には 125x100mサイズで、9,500平方mを覆い尽くしています。10月15日と19日の衛星画像では溶岩ドームの特段の変化は認められませんでしたが、16日、21-23日には中規模の温度上昇が見られ、ウエブカメラで小さな水蒸気の噴気が確認されました。カラーコードは「オレンジ」
⇒AVOのサイトでは今回の噴火活動に関して全く画像を公開していません。また、ライブカメラも19画面中半数以上は古い画像や停止状態を示しています。

Dukono  | Halmahera (Indonesia)  | 268010 | Elevation 1229 m
10月19-20日と22-23日に火山灰を含む噴煙が高度 1.5-2.1 km に達しました。

Ebeko  | Paramushir Island (Russia)  | 290380 | Elevation 1103 m
10月13-20日の間、火山灰を含む噴煙が高度 2.5 km に達しました。カラーコードは「オレンジ」

Karymsky  | Eastern Kamchatka (Russia)  | 300130 | Elevation 1513 m
火山ガスと水蒸気の噴出が続いていましたが、10月3日以降衛星画像では静謐な状態か雲に阻まれて観測出来ない状態が続いているので、カラーコードは「イエロー」に引き下げられました。

Kilauea  | Hawaiian Islands (USA)  | 332010 | Elevation 1222 m
⇒活動状況に特段の変化は見られない様です。溶岩流の「ブレークアウト」も継続しています。

Langila  | New Britain (Papua New Guinea)  | 252010 | Elevation 1330 m
10月17-18日と20日に火山灰を含む噴煙が高度 1.5-1.8 km に達しました。

Sabancaya  | Peru  | 354006 | Elevation 5960 m
活発な噴火活動が継続しており、16-22日の間は前の週に比べてやや活発化し連日平均47回の噴火が記録されています。火山ガスと火山灰の噴煙は火口縁から 3.8 km 上空まで上昇し、60 km程の距離まで広がっています。

Sheveluch  | Central Kamchatka (Russia)  | 300270 | Elevation 3283 m
10月13日には堆積した噴煙が再浮遊し230 km まで飛散しました。15-19日には熱異常が観測されカラーコードは「オレンジ」が維持されています。

Sinabung  | Indonesia  | 261080 | Elevation 2460 m
10月17-17日と21-23日に生じた噴火では火山灰を含む噴煙が高度 2.4-4.6 km まで上昇しました。

Turrialba  | Costa Rica  | 345070 | Elevation 3340 m
10月20日の0825時の噴火では、火山灰を含む噴煙が火口縁の上空 300 m まで上昇。

この処、ライブカメラの画像が余り取れていないので、“Sabancaya”火山以外は目立った画像はありません。
“Ambrym”,

“Avachinsky”,

“Popocatepetl”

以上

2017年10月23日月曜日

嘉永年間のピンクのカリ長石:醤油業者の繁栄

野田は主要な産業が醤油の街で、利根川と江戸川を結んだ「運河」から北側で埼玉県と茨城県に囲まれた細長い地域です。
市内にはおよそ100余りの神社が有り、私もまだ1/4 強を歩いただけですが、中心市街地に存在する神社には財力を誇った醤油醸造業者の影響が強く感ぜられます。野田のある神社にはピンクのカリ長石を含む花崗岩が二対現存しますが、何れも嘉永四年と五年(1851-1852)に寄贈されたものです。産地は異なる様で、カリ長石の色合いもその含有量も大きく異なりますが、大量の醤油原料を搬入し、製品を江戸を中心とした地域に治めていた醸造業者にとっては、礎石を含めて3mを越える大きさの燈籠を運ぶ事は容易なことだったのでしょう。









 昨日は、地元の神社関係の資料を求めて野田の立派な市立図書館を訪ねた序に、五か所の神社を回りましたが、四か所に伊豆の下田付近で採掘されたであろう石灰質生物遺骸(コケムシ・紅藻類・フジツボ他)を大量に含む石灰質の凝灰岩が礎石類に使われているのを観察しました。(これまでの調査経験で伊豆の凝灰岩のなかで、一番目立たないけれど、一番多くの場所で使われている石材)醸造工場では、水に強い、この種の石材や栃木の岩舟石が大量に使われていて、石灰質凝灰岩の切石の大きなものは、一個が「三切」で185kgに達するものさえも存在する。