2017年9月24日日曜日

高麗 古民家園:チャート主体の石垣

機会を得て高麗の巾着田付近を歴史や地形に強い関心を持つ方々と歩く事が出来ました。
その中で、巾着田の傍に立地する古民家が公開されているので拝見させて頂いた。しっかりしたチャート岩塊を用いた石垣が私の興味を惹いたので少しご紹介したい。
チャート主体の石垣の一部分

最上段には大きな層状チャートの岩塊が並べられていた。

チャート以外には緑色岩も色々と、最初は綺麗な緑色岩。溶岩のぶぶんであろう。

これも緑色岩なのだが、石灰石の脈の部分が溶脱して隙間になって居る。こちらは昔の「輝緑凝灰岩」風。といっても、空中に飛散した「火山灰」では無く、「水冷破砕の灰阿ロクラスタイト」の方だと思われる。

一見、頁岩の様に見える部分もあるのだが、どうやらこれも、溶岩の小岩塊を交えた緑色凝灰岩らしい。前の画像と同様、石灰岩が溶脱している。

バス停に近い民家の石垣と比べると玉石の形状と岩質が明らかに異なる。古民家の方は「民家」といっても地元の有力者の住宅なので登録文化財になった時点で洗浄等も行われている可能性を加味しても、角ばった部分が多いチャートが殆どだが、左手の民家の方は、明らかに玉石が丸みを帯びている。チャートがこの高麗川程度の流れでこれだけ円摩される事も無いし、緑色岩が多いので、恐らく群馬県の渡良瀬川や利根川の河原で採掘された玉石が用いられているものだと思われる。

高麗川の河床では、チャートが優勢で、砂岩も見られるが、神社の礎石には圧倒的にチャートが多かった。

以上

2017年9月23日土曜日

GVP火山活動情報:9月13日⇒19日;19火山

GVP火山活動情報:913日⇒19日;19火山
New Activity/Unrest

Agung  | Bali (Indonesia)  | 264020 | Elevation 3142 m
地震活動が活発化しているので過去の噴火の重大さを考慮し、警戒レベルを1-4段階の“2”に引き上げられましたが、810日から火山性地震が、24日からは浅い震源を持つ火山性地震が、更に26日からはテクトニックな地震が記録され始めた。913日に登山者が火口底から火口縁の上空50mまで立ち昇る硫黄系の噴気が立ち昇るのを観察したと報告されました。918日に地震活動の更なる活発化を受けて警戒レベルは“3”に再度引き上げられました。
立ち入り禁止区域は半径6 km に拡大され一部の方角では 7.5 km まで立ち入り禁止。1963-64年に発生した“VEI 5”の爆発的噴火の際には火砕流とラハールで甚大な被害が発生し犠牲者は1,100名に達した。

Dieng Volcanic Complex  | Central Java | 263200 | Elevation  2565 m
火山群の“Sileri Crater lake”火口湖の水温が90.7から93.5℃に、地表温度は58.6から69.4℃に上昇し、温度の上昇と共に913-14日には火山性微動も観測されたので警戒レベルを“2”に引き上げ火口縁から1km以内の立ち入りを禁止し、範囲内に居住する住民に避難を勧告しました。同じ火山群の“Timbang Crater”では、湖水温度は57.3から62.7℃へ上昇したものの、地表温度は 18.6から 17.2℃に低下したので異常はないと判断されました。

Zhupanovsky  | Eastern Kamchatka | 300120 | Elevation 2899 m
917日に爆発的噴火が発生し、少量の火山灰を含む噴煙が高度6-7 km まで上昇したので、カラーコードが「オレンジ」に引き上げられました。この日遅くに火山ガスと水蒸気の噴煙が高度 4 km に達しましたが、20日にはカラーコードは「グリーン」まで引き下げられました。

Ongoing Activity

Aira 桜島 | Kyushu (Japan)  | 282080 | Elevation 1117 m
94-11日の間に昭和火口から52回の噴火が発生し、火山灰を含む噴煙は火口縁上空2.4 km に達しました。夜間には火映現象が観測されています。
 
Bezymianny  | Central Kamchatka| 255020 | Elevation 2882 m
98-15日の間、溶岩流は溶岩ドームの西側の山腹を流れ続け、夜間には火映現象が観測されました。8-9日と12-13日には熱異常が観測されました。

Bogoslof  | Fox Islands (USA)  | 311300 | Elevation 150 m
913-19日の間、地震・空振共になんら異常を観測していません。13-14日と16-17
に弱い熱異常が観測されました。17日には海水の変色が衛星画像で確認されました。カラーコードは「オレンジ」が維持されています。

Cleveland  | Chuginadak Island  | 311240 | Elevation 1730 m
この間は天候に災いされて画像や目視で観測出来ない事が多いのですが、特段の異常は観測されていません。衛星画像では13-15日に地表面温度の上昇が観測されています。カラーコードは「オレンジ」が維持されています。
 
Dukono  | Halmahera (Indonesia)  | 268010 | Elevation 1229 m
913-16日と18日に、火山灰を含む噴煙が高度1.8-2.1  km まで上昇した事が報告されました。

Ebeko  | Paramushir Island (Russia)  | 290380 | Elevation 1103 m
パラムシル島滞在中の火山学者の観測では913-14日に火山灰を含む噴煙が高度 2.2
kmに達し、カラーコードは「オレンジ」が維持されています。

Fuego  | Guatemala  | 342090 | Elevation 3763 m
913日に、今年7回目の活動期に入り、噴火により生じた火山灰を含む噴煙は火口上空1.2 km まで上昇し、各地に降灰をもたらしました。火砕流は西側山腹を下りましたが、活動が活発化して35時間後に収束しました。

Karymsky  | Eastern Kamchatka (Russia)  | 300130 | Elevation 1513 m
9200420時に火山灰を伴う爆発が発生したので、カラーコードは「オレンジ」に引き上げられました。

Kilauea  | Hawaiian Islands (USA)  | 332010 | Elevation 1222 m
活動に特段の変化は見られませんが、913日に火山学者がオーシャンエントリー近くの溶岩三角州に、海岸線に平行な顕著な亀裂の広がりを確認しています。

Klyuchevskoy  | Central Kamchatka | 300260 | Elevation 4754 m
98日に弱い熱異常を観測しています。カラーコードはオレンジを維持しています。
⇒珍しくこの処、火山本体が良く見える状態が続いています。
 
Popocatepetl  | Mexico  | 341090 | Elevation 5426 m
912-19日の間、連日141-299回の火山ガスと水蒸気の噴出が観測されています。天候に阻まれて目視出来ない事も有りますが、連日この噴出は観測されています。912-13日には22回の爆発が観測され、その内の4回では少量の火山灰を観測しています。14日の820時には爆発的噴火が観測され、19日の噴煙には少量の火山灰を含む噴煙が1km上昇しました。先日発生したM7.1の地震に影響された活動の活発化は観測されていません。警戒レベルは「イエロー」です。

Reventador  | Ecuador  | 352010 | Elevation 3562 m
7月以降の活動状況を総括すると、火山の内部・外部共に特段の変化は無く、この間の、爆発的噴火の継続と、噴出型の噴火活動が交互に変化する活動が今後も継続するものと判断された事が報告されました。

Sabancaya  | Peru  | 354006 | Elevation 5960 m
爆発的噴火活動は次第に弱まっており、911-17日の間には連日平均29回の噴火が発生しています。火山ガスと水蒸気の噴煙は火口縁の上空 2.5 km まで上昇しています。
 
Sheveluch  | Central Kamchatka (Russia)  | 300270 | Elevation 3283 m
連日、熱異常が観測されています。98-13日の間には火山灰を含む噴煙が9-10 kmまで上昇しました。カラーコードは「オレンジ」
 
Sinabung  | Indonesia  | 261080 | Elevation 2460 m
913-16日と18日には火山灰を含む噴煙が高度 3-7.5 km まで上昇しました。

Turrialba  | Costa Rica  | 345070 | Elevation 3340 m
913日の1555時と14日の0600時に生じた噴煙は火口縁の上空300mに達し、別の180703時の噴火では400m上昇しました。

上記以外のライブカメラの画像は、アラスカのオーガスティン
⇒既に雪を被るカムチャツカのアバチャ
⇒噴煙を流すカムチャツカのキジメン
⇒アラスカのリダウトからは時々水蒸気が立ち昇る
⇒真っ白な雪を被るアラスカのシシャルディン
⇒韓国岳からは今も噴気が
⇒御嶽山の噴気も活発なまま
⇒十勝岳の噴気
⇒浅間山の噴煙
⇒霧島山系の硫黄山の噴気。
今週は、うっかり更新を忘れていた!

2017年9月19日火曜日

成東石 (3) 庭石や石碑の礎石に用いられた石材:露頭位置他

露頭の経緯度は“35.605108,140.408245”。これを地理院地図に摘要させると表示倍率を変えると最初の画像の地図が表示される。中心十字線の位置が、露頭の上に建つ懸崖造りの建物の位置。

背後の標高およそ38mの小丘にのみ、この石灰質凝灰質砂岩の地層が分布する(ので、天然記念物に指定された)。二枚目の画像は少し広い範囲を取り込んだ“mapYahoo”であり、白い矢印の先がこの小丘。当然、図の右下斜め方向に九十九里浜が存在する。

千葉は元々海底の地質なので、幾つか石灰質の凝灰質砂岩が存在する。銚子市の屏風ヶ浦に凝灰岩の幾つかの単層単位で石灰質になったのが「飯岡石」。古墳の石棺や板碑にも使われており、現在も旭市内の飯岡地区を中心に、石垣や石塀に使われたのが観察される。房州石の胎胚層の極一部が石灰質により固結したのが「高宕石」と言われて数多く採掘され利用されて来た。
三枚目の画像が、露頭のある城東山長勝寺:浪きり不動尊の山門と懸崖造りの社殿。僧行基が天平年間に難破船の海難除けとして不動尊を刻んだという。

四枚目は遥かな昔に崩落した固結部分の背後の崖とその上の懸崖造りの基礎部分。

五枚めは、恐らく2011年の震災で崩落した比較的新しい岩塊の例。

六枚目も遥かな昔に崩落した固結部の例。部厚い石灰岩の層状構造の一部が不可浸食されたと見るか、元々の地層の透水係数の大きな細砂層の中で、チョットした透水係数の差で(粒度分布やラミナや生痕化石などで)石灰質の沈着の状態に「差」が生じたと見るのか?面白い!

残念ながらこの「成東石」については研究が殆ど行われていない。最近、細々と調査を行っている前述の「高宕石」と「飯岡石」(この二つを急ぐ事情がチョットばかりあるので・・・)が一段落したら取り掛かりたいがそれまで生きていられるかどうか?あまり自信は無い。:取り敢えず(完)

2017年9月18日月曜日

成東石 (2/3) 庭石や石碑の礎石に用いられた石材:露頭状況

この「成東石」は、誰にも興味を持たれないだろうと、サラッと流す心算だったのに、FBでは数人が興味を持って下さった。これは!誤算!千葉県は「石無県」と言われながら、実は石灰質の丈夫な岩石は結構色々存在するのです。予定を変えて1回延長する事にして、今日は露頭の画像だけを観て頂こう。露頭がある小丘の標高はおよそ38m。周辺の九十九里浜に続く平坦地の標高は6m。直線で九十九里浜までは8.3km。上下の地層との接触関係は判らないのだが、周辺の岩塊が大きく斜めに傾いているのは、平坦面より高い位置に在った地層が崩落して傾いていると想定しており、この石灰質の地層は20~25m前後だとおもっています。スケールを車に置いて来たので申し訳ない画像ばかりだが、実はここは不動尊の境内だからハンマーは絶対持ち込めない。移動中に、前の国道を走っていてフト思い出して立ち寄ったので尚更!尚、以前の投稿と重複している箇所が在るが、以前の投稿を早急に削除する予定。
斜めに傾いた地層。非固結の細砂層が少し流されている。

まだ洗われていない部分。

固結部の折損で比較的新鮮な断面が出ている部分。

固結部のクローズアップ例。固結する前は恐らく透水係数が大きそうな細砂層だと判る。

房総の海岸で拾えるような炭酸塩ノジュール状のも偶に観察。

御定まりの生痕化石部分が固結して、間の砂は流されている。

これは実は懸崖造りの御堂の下なのです。










続く

2017年9月16日土曜日

成東石 (1/3) 庭石や石碑の礎石に用いられた石材

九十九里浜から少し内陸側にはいって段丘に至る境目に、少々巨大だが不均質な炭酸塩コンクリーション(ノジュール)とでも言いたい様な少々不思議な岩石で構成されている部分が有る。この付近を産総研のシームレス地質図でチェックすると「中期更新世(Q2)の海成または非海成堆積岩類= 約70万年前~15万年前に形成された地層」と書かれているのだが、主要産出地には「付近ではあまり見られない硬い岩石で、これは沖積世の縄文海進により、この丘が海岸線に面した時、石灰質の物質の浸透により固結した沖積世の凝灰質砂岩である」と千葉県教育委員会と山武市教育委員会名の説明版が建てられている。
図はその岩石を石碑の礎石として使用している例で、東金市松之郷に立地する八坂神社の境内に在る。石碑の部分は宮城県石巻市産出の「井内石」。碑は「八坂神社参宮道路改修記念碑」石碑部分の高さ: 218 cm, 幅:100 cm, 厚み: 15 cm。昭和五(1930)年の建立である。

礎石部分を位置を変えながら観察してみよう。先ずは背面。

左側面

背面の際立つ凹所

比較的滑らかな側面

次回に、この産地での性状をご紹介するが、この様に自然な状態で板状ではあるが、不均質なので、切石として切り出して礎石などに使用する事は難しいので、この用途は殆どこのような石碑の礎石や、庭石に限られているらしいが、使用例を見掛けるのは珍しいので取り上げてみた。

2017年9月14日木曜日

GVP 火山活動情報の概要:9月6日⇒12日;21火山

今週から、日本火山の会の皆様への情報提供を少し簡略化したのでこのブログでも同一分を用いて簡略化しています。「衛星画像等のデータ解析から」とか、「噴煙は西側と南東側へ  km」、あるいは「カラーコード」等の説明を省いてしまっているので御注意を!尚、火山名と国名の後ろの6ケタの数字は国際的な火山番号なので、その火山のスミソニアン:GVPの火山情報(画像や噴火史)を英文で読みたければ下記のアドレスの6ケタをその火山の番号に入れ替えればアクセスが出来る。このアドレスはクリーブランド火山。
http://volcano.si.edu/volcano.cfm?vn=311240

Activity for the week of 6 September-12 September 2017 
New Activity/Unrest

Aoba  | Vanuatu  | 257030 | Elevation 1496 m
⇒ほぼ1年振りの再登場です。前回は警報レベルを0-4段階の2に引き上げとの情報でしたが続報は在りませんでした。
830日に活動状況が変化したことから、96日に噴火の危険性が高まったとの見解から警報レベルを“3”に引き上げました。半径 3 km 以内の立ち入りは禁止で、貿易風の風下には立ち入らない事が勧告されました。

Fernandina  | Ecuador  |353010 | Elevation 1476 m
941225時に噴火が始まり、カルデラの南側と南西側の割れ目火口から流れ出したが、海に達した兆候は見られない。少量の火山灰を含む火山ガスの噴煙が火口縁上空 4 km に達し、溶岩流も流れ続けたが夕方には勢いが弱まり、噴煙高さはおよそ 2.5 km に留まった。6日には活動は急激に収まった。

Nevados de Chillan  | Chile  | 357070 | Elevation 3212 m
溶岩ドームでの活動は減衰したが「イエロー」を維持。半径 3 km 以内は立ち入り禁止。

Villarrica  | Chile  | 357120 | Elevation 2847 m
8月は天候が悪く、火口付近を観測出来たのは9日間だけだった。92日に火口底で白熱する噴火口が観測された。8300924時の噴火では火山ガスと火山灰を含む噴煙が生じ、後日の調査で雪上に火山灰が観測された。
20164月以来の活動情報です。ウエブサイトに日付が示されていませんがかなり広範囲に火山灰が広がった衛星画像が有ります。画像右手がこの火山です。

Ongoing Activity

Aira  | Kyushu (Japan)  | 282080 | Elevation 1117 m
94-11日の間に、昭和火口で30回の噴火が生じ、噴石を800mまで噴出。火山灰を含む噴煙は火口縁上空 2.2 km まで上昇。夜間にはほぼ火映が見られる状態。

Bagana  | Bougainville (Papua New Guinea)  |  | Elevation 1855 m
911-12日に、火山灰を含む噴煙が高度2.1 km に達する噴火が発生。

Bezymianny  | Central Kamchatka (Russia)  | 255020 | Elevation 2882 m
91-8日に熱異常を観測。溶岩流はドームの西側山腹を流れ続け、夜間にはドームに火映が見られる。「オレンジ」

Bogoslof  | Fox Islands (USA)  | 311300 | Elevation 150 m
96-12日の間特段の火山活動は観測されていない。98日の報告では、火口湖が狭い陸地で二分されていると報告されましたがまだ画像は公開されていません。地表面温度は上昇したまま。「オレンジ」。

Cleveland  | Chuginadak Island (USA)  | 311240 | Elevation 1730 m
910-11日に少量の噴気が観測された。「オレンジ」。
 
Dukono  | Halmahera (Indonesia)  | 268010 | Elevation 1229 m
96-10日と12日に噴火により生じた火山灰を含む噴煙が高度 2.1 km に達しました。

Ebeko  | Paramushir Island (Russia)  | 290380 | Elevation 1103 m
92日の噴火では火山灰を含む噴煙が高度 4 km に達しました。3日と6-7日の噴火では高度2.1 km に到達。「オレンジ」

Kilauea  | Hawaiian Islands (USA)  | 332010 | Elevation 1222 m
特段の活動状況の変化は無いが、溶岩湖のレベルが大きく低下した際に火口湖の側壁が崩壊する事態が生じたが、このような事態はこれまで観測されていませんでした。61G溶岩流にも変化有りません。溶岩三角州の亀裂は広がり崩壊の危険性は変わりありません。
98日の画像が公開されています。溶岩表面の亀裂が細かく細分化された様子が熱画像に示されています。
 
Klyuchevskoy  | Central Kamchatka (Russia)  | 300260 | Elevation 4754 m
97日の噴火では火山灰を含む噴煙が高度 6 km まで上昇。「オレンジ」
 
Langila  | New Britain (Papua New Guinea)  | 252010 | Elevation 1330 m
97-8日と10-12日に、噴火により生じた火山灰を含む噴煙が高度 1.8-2.4 km に達しました。

Poas  | Costa Rica  | 34040 | Elevation 2708 m
9130820時の噴火で生じた噴煙は火口縁の上空 300 m に達しました。

Sabancaya  | Peru  | 354006 | Elevation 5960 m
前の週よりは幾分活動は低下したが、94-10日の間、日平均噴火回数は38回でした。火山灰を含む噴煙は火口縁の上空3.5 km まで上昇。火口から半径12 km は立ち入り禁止。

Sangay  | Ecuador  | 352090 | Elevation 5286 m
96日に噴煙が高度 7.3 km まで上昇しました。

Sheveluch  | Central Kamchatka (Russia)  | 300270 | Elevation 3283 m
92-3日と6-7日には連日熱異常を観測。7日の二回の爆発的噴火では、火山灰を含む噴煙が高度8-10 km に達しました。「オレンジ」
 
Sinabung  | Indonesia  | 261080 | Elevation 2460 m
96-8日と12日の噴火の際に生じた火山灰を含む噴煙は高度3-5.5 km に達しました。

Suwanosejima  | Ryukyu Islands (Japan)  | 282030 | Elevation 796 m
96日の爆発で生じた噴煙は高度1.5-1.8 km に達しました。
 
Turrialba  | Costa Rica  | 345070 | Elevation 3340 m
9110730時の噴火で生じた噴煙は、火口縁の上空 500 m に達し、130820時の噴火で生じた噴煙は 100 m 上昇しました。
以上

2017年9月11日月曜日

木下貝層の石材利用(9)  参考:古墳時代

千葉県内の印旛郡栄村に千葉県立「房総の村」と云う文か施設が有る。房総の古い民家などを移築保存している施設だが、この地域は「龍角寺古墳群」としても有名な場所であり、古墳の保存もされており、「房総風土記の丘資料館」が併設され専門の研究員も配置されている様だ。残念ながら小生が此処を「古民家」の礎石調査で訪問したのは10年以上前で、どうやら殆ど画像記録が残っていないのだが、此処に行けば木下貝層の固結部(此処では「貝殻石」と称しているが)が古墳に使われた例や、前出の木下街角宿の吉岡家の石塀がこの貝殻石を用いていた事が判る。勿論、吉岡家では既に石塀は改修して居られて現在は花崗岩製の石塀である。資料館の解説パネルの一枚と古墳に使われた貝殻石の画像を御案内する。





取り敢えず、今回を持って木下貝層固結部の石材利用に関しては終わりとします。