2012年9月29日土曜日

房州石 千葉市内の石蔵 (2)

前の画像と同じ石蔵だが、この様に塀もまた房州石である。この建物は「千葉県の自然誌」の131頁に掲載されている明治44年(1911年)に建設されたと言われる渡邊家の房州石の石蔵です。既に100年が経過している訳です。「千葉県の自然誌」に掲載された画像は10年前に撮影されたもので、庭木の高さが異なり、蔵の見え方が全く違います。

2012年9月27日木曜日

房州石 千葉市内の石蔵

千葉県内の主要宿場町や舟運に関連しそうな地域を歩き、房州石が使われた建造物を調査している。といっても、建築に関する知識も無い石屋が歩くのだから、収集できる情報にも限りが在る。これは千葉市内の房州石の石蔵。この蔵の在るお屋敷は塀にも房州石を使用しておられるが、この近くには房州石を用いた石垣が二ヶ所に存在し、墓石の周辺構造物にも用いられている。
千葉市内、行徳、松戸等の房州石使用例をご案内したい。

2012年9月25日火曜日

房州石と伊豆石 (15)

下田市内の弁天島に細かな貝殻片を含む砂層が姿を現しています。
画像の下部にスケールを置いていますが、殆どはフジツボの様な浅い海の岩礁に生きる様な貝のようです。房州石の中の貝殻目は相変わらず産地が突き止める事が出来ない状態です。
今日のこの画像で下田の房州石の画像は一段落です。
明日からどの画像集をご案内しようか?まだ定まって居ません。明日はUPが深夜になるかもしれません。

2012年9月24日月曜日

伊豆石 (14) 下田市街で

下田市三丁目地区の建物の道路に面した建物の、両端に8段の石積がある。幅は1m程度だろうか?縞模様の大部分が縦目で使われている。全体が淡いピンク色を帯びて居る様に感じたのは、時刻が夕方だったせいだろうか?桜目がとても美しい。画像は幅の方向をややカットしている。
1枚の石材の縦方向の寸法の4倍が全体の幅でした。

2012年9月23日日曜日

伊豆石 (13) 下田市街で

蔵の東側の壁を望遠で眺めてみた。美しい!
壁に別の屋根瓦の痕跡が残っているので、左隅に僅かに写っている屋根は、もともとこの大きな倉に接して建てられていたのが、何時の時期か立替えられたらしい事が判る。