2010年3月20日土曜日

群馬県本宿陥没地周辺(22)

緑色岩の表面をご覧頂きます。スケールが無くて恐縮ですが、緑色片岩になっています。周辺の河原に露出している岩の色合いも様々です。

ブログの更新が出来なかったこの3日間は山口県方面に出掛けていました。最近は“SiO2”に飯を食わせて頂いておりまして、3日の間の或る一日は終日大手の化学工場の見学をしていました。豪州産の珪砂と同じく豪州産の海水から取った塩と、大分県産の石灰岩から水ガラスと言う化学材料を生成する工程が見学の中心でしたが、1200℃程の“Na2O+SiO2”の溶融品が溶岩の様に炉から流れ下り、金属のコンベア上で冷却されながら整形されていく様子は中々に興味深いものがありました。
秋吉台の西側、美祢市も少し歩いて来ましたがこの付近の地質も興味が尽きません。

2010年3月16日火曜日

群馬県本宿陥没地周辺(21)

この周辺の緑色岩や紫色の岩石の表情を幾つか見て頂きましょう。チャートにも思えるこの岩は一体何?なのでしょう?チャートにも緑色のものが有るそうですが、只でさえ見わけ難い岩石の中で、変成岩は特別判り難いですよね!
17日から19日まで出張を利用して秋吉台方面を歩いて来ますので更新が出来ません。ご了承下さい。

2010年3月15日月曜日

群馬県本宿陥没地周辺(20)

巨大な礫岩の下に緑色岩が少しだけ姿を現しています。色から言ってチャートではなく、いわゆるシャールスタイン:輝緑凝灰岩と言われて居た岩石ではないかと思われます。枕状溶岩の周囲に在る凝灰岩層と同じものです。台風の影響で山から流れて来た材木が引っ掛かっていますが、場所によっては小さな歩行者専用の橋が流された場所も有ったほどの被害でした。

2010年3月14日日曜日

群馬県本宿陥没地周辺(19)

悪天候の為に「立岩」を望む事が出来ませんでしたので、県道201号線を少し下り下星尾から道場方面に向かってみる事にしました。残念ながら此方のコースも雲に阻まれましたが、星尾川にはこの様な巨大な岩がごろごろしていて驚きました、岩に生えた草から見てかなり以前から此処に鎮座ましますようです。急峻な河川での山崩れの怖さを覗いた気がします。