2011年2月9日水曜日

房州石・古墳(B-1)赤羽台3号古墳

赤羽台3号古墳の石室が、北区のJR王子駅に近い十条台の「北区中央公園」の東側に在る有料駐車場の直ぐ傍に保存されています。中に立ち入れないのでスケールを置く事が出来ませんが、この様に角が取れた泥質を思わせる穿孔貝の生痕化石が在る岩石が使われています。この古墳の解説には「房州石」と書かれていますが、岩相がこれまでご案内した房州石とは全く異なる事がご理解頂けると思います。やはり「富津磯石」の呼び名が相応しいのではないでしょうか?
生痕化石については、例えば「生痕化石調査法」(地学団体研究会 1993年)が価格的にも手頃(1275円)な書籍なのですが、残念ながら扱って頂ける書籍販売店が少ないので入手は難しいかもしれません。熱血情報は捕まらなかった!



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