2011年5月15日日曜日

房州石・古墳(N-14) 不動岩:富津磯石の故郷へ

不動岩附近の画像はこれで一区切り、地質的には興味深い画像がもう少しありますが、先に進む事にしましょう。何の変哲も無い波の画像?ですが、垂直に近く切立つ地層に較べて、波の下では海底は地層の傾きほどには急傾斜ではなく、かなり先まで砂泥互層の部分は浅い状態が続いています。この日は、潮の満ち干を確めずに来ましたが、干潮の時には波頭が砕けるこの部分も歩いて行けるほどに浅く、岩塊を採集するには余り苦労する事も(岩塊の重量は大変でしょうが)無かったのではないかと想像しています。
明日からは、水系が異なるので疑問符が大きいのですが、多摩川の両岸に存在する世田谷区の等々力渓谷に近い「野毛大塚古墳」と、川崎市の「馬絹古墳」と関連施設を歩いた時の記録を少しだけご案内します。
「さきたま古墳群」の展示資料に、「生痕化石のある泥岩を古墳の石室に使用した例」として31.32番目に上げられている古墳です。
石室の資料が公開されているならば見てみようと考えた次第。

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