2020年7月15日水曜日

岩石と地層の表情:078;素掘りトンネル(1/2)

三浦半島の観音崎や猿島の素掘りトンネルをご紹介したが、三浦と地質が繋がる房総でも素掘りのトンネルは結構数多く存在している。恐らくそんな統計は存在しないだろうと思ったが、なるほど、大手処は結構歩いておられる方も多い様だが、ザっとチェックした範囲で画像が無さそうな素掘りトンネルの画像を少し紹介します。
場所は鋸山山麓で、あまり歩く人も無い様なので下手をするとここまで辿り着けないか、この先で通行出来なくなり行き止まりになる可能性も高い。特にここ数年台風被害が酷く、ここまで復旧の手が入っていない可能性が高いので、敢えて場所は記載しないが道に異常が無ければJR駅から1時間程度の距離にある。
昔は、軽自動車くらいは走れたのだろうと思うのだが、途中に少なくとも三か所以上の待避所が設けられている。照明は無いので懐中電灯を持たないと無理かもしれない。
地層的には「稲子沢層」の凝灰質砂岩泥岩互層で傾斜角は20度から56度程度の筈で中に広域テフラ OK と HK が在る可能性も疑われるのだが内壁が白い黴で覆われているので探すのは諦めた。
道路は途中から細くなり、むしろ下の河床を歩く方が楽な様な雰囲気の場所も在る
ほぼ全景を見通した状態。左手に三か所待避所が見える。左右両方に在ったようだが、いろいろ写真を撮る時に区別する努力をしなかったので、全部で何か所あったか判らなくなった。
待避所は数人は十分入る事が出来る。昔はハイキングに通り抜ける人も多かっただろうと思うので、長さの割に待避所の数が多いとおもう。
稲子沢層は石材にするには強度不足なので風化でやられている部分も多い

素掘りトンネルの面白い所は地層の走向・傾斜が判り易い事。
茶色の鉄錆が多い地層が二本走っている様に見えるが・・・


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