2020年5月18日月曜日

岩石と地層の表情:018;夏の日の再チャレンジ;資材置き場の高畠石

2月のリベンジで暑い盛りの8月にもう一度高畠に行きました。盆地は冬が寒くて夏は暑いという常識を全く考えていない行動パターンです。
最初の画像は今回の午前中の移動コースです。左側の緑の線は冬の日のコース。左端の水色の輪は遠望した石切場跡。緑の点線は今回の徒歩コース。中央やや右寄りの若緑は博物館。
手前で古墳に使われた高畠石を見て、博物館に行き、そのあと右端の水色の「瓜割石丁場跡」の歴史公園に移動。途中の橙色の部分の観察画像をご案内します。
照り返しが激しくて汗みずくになりながら石切り場を目指していると、石垣用の「間知石」を積み上げているのが見えました。凝灰岩を間地に使うとは結構硬さに自信が在るのでしょう。そのまま歩いていると、なんと、近くに石山を持つ石材店さんの資材置き場と書かれています。立入禁止なのですが、そっと入って少し写真を撮らせて頂きました。

石塀か敷石に使う為に加工を済ませた資材でしょうかかなり大量に置かれています。
板材の置き場です。何故か資材の上に小さな石粒が大量に置かれています。何の為なのでしょうか?
庭の「飛び石」用と思われる加工を施したものもあります。ここの資材の状態を見ると、主要な用途が浮かび上がってきます。
手近の板材の写真を撮らせて頂きました。結構空洞が多いのに驚きます。小さな軽石が抜けた後なのでしょう。
太陽の照り返しが強すぎて、眩しくてファインダーを覗くのが厳しいので、エイや!で、カメラを目の位置より高く上げて自動焦点で撮影します。
軽石以外の岩片も含まれていますが、何れも比較的細かな岩片が多いようです。
門柱らしこものや、モニュメント風の石材もあります

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