2018年5月23日水曜日

富浦海岸地質観察会 (6) 大房岬で採掘された凝灰岩(3/3)

逢島から法華崎に向かう途中の道路が国道側と海水浴場側の二手に分かれる辺りの右手に、やや大型の石材を使った、防波堤の様ながっしりした石積みが在る。ここの石材は赤錆色が濃いのだが、幾つか生痕化石が観察出来る場所だ。石組の一部。

堆積層に直交する石材面の例。スコリアのサイズがやや大きく量も多いようだ。

堆積面に平行な生痕化石が観察される石材表面を二例。



参考用に、対岸の三浦半島の「佐島石」が石蔵に用いられている例で、壁面に生痕化石が現われている例。ここは見事に薄い堆積層が幾重にも重なっているのが観察出来る。

同様に参考用画像だが、房総半島の外房側。勝浦市の南側に広がる守谷海岸に残る採石跡で観察される生痕化石の例。

これにて千葉県立中央博物館の地質の日記念地学観察会の報告は終わります。

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