2018年5月22日火曜日

富浦海岸地質観察会 (5) 大房岬で採掘された凝灰岩(2/3)

駅周辺の建物はかなり建て替えが進んでおり、古い建物は余り存在していないが、部分的に補修しながらも古い石材を使い続けておられる場所も有る。
国道沿いの石垣は車が巻き起こす土埃で汚れているが、堆積層がハッキリと観察できるものが有る。



別の場所の石塀で、門柱の部分と笠石が置き換えられているが未だ未だ当分このままで使って頂けそうな雰囲気だ。泥質(火山灰も多い事が鉄錆色から判るが)の部分が卓越しているが、スコリアも適度に含まれていて面白い。

堆積層を横から見たものだが、スコリアは厚い層を造らずに適度に分散して見える。

スコリアが含まれる面が見事に平らに現われているものも有り、

これを接写すると結構面白い発泡したスコリアが観察される。
接写した画像の横幅は 3 cm



今週は都合でFWは余り出来ないのが残念。
しかし、このブログは開始当時データ容量の上限が“300MB”しかなかったので、結構簡単に容量オーバーで使えなくなると思ったが、既に1866回投稿している。実際にはGVPの火山活動情報の古いものを削除しているからこれをそのままだったら2,000回を越えていただろうに、太っ腹な事である。

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