2013年5月5日日曜日

千葉の砂岩の風景 (29) 畳磯

畳磯の向って右側の画像。近付き過ぎて全体が入らなかった。下の画像はすこし海岸側へ戻って撮影したもの。古い絵葉書などでは此処で磯釣りをしている姿が残されて居たり、磯遊びの名所であった由が書かれているが、現在は漁港の堤防が接近を阻んでいて、畳磯との間には磯遊びの適地と思えるものは無いので、詳細は不明。古文書のみに残る採掘の場所。砂岩は痕跡が残理難いらしい。 
今日は、どうせ何処に行っても混雑すると思ったので、鎌倉を目指し、裏通りを方々歩き回って「鎌倉石」を大量に採用している建築や石垣、石塀を探した。人通りが多い時は、閑静な住宅街を歩く時は気軽だ。
幸い、其の住宅の御主人が、これは「雨水には弱いけれどもう採掘されていない「鎌倉石」です。とご教示頂いた石塀と石垣で幸いな事に、風化はしているが石材の粒子の構成などが良く判る場所を見付ける事が出来た。この画像を参照しながら、その他の石垣等を見て回る事で、「鎌倉石」の一つの典型を見る事が出来た様だ。

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