2011年7月1日金曜日

房州石・古墳(S-9) 秩父・小鹿野・皆野

小鹿野町にある赤平川右岸の「ようばけ」の景観です。附近には町営の「化石館」が有りますので、安心して駐車場を確保できます。
秩父盆地はチャートの断層で南縁を切られていますが(これも見事ですよ)小鹿野町はまだそれほど硬くない砂岩で構成されています。秩父が海や湖の頃に堆積した地層なのでしょうか?何れこの附近も「ジオパーク」に指定されて地質の案内や地図情報が豊かになる時期が来るかもしれませんが、なんだかまだまだ先の様な気がします。
梅雨の雨の日に秩父を歩きましたので、崖の色は黒く見えますが、乾燥すれば結構白くなる地質だと思います。中々に壮観な眺めです。秩父にはこれまでテフラの巡検で足を踏み入れただけでした。芦ヶ久保や横瀬町とその手前の正丸峠から日高市高麗は実に良く歩き回ったものですが、これまではそれほど興味を感じないで、素通りして神流川や南牧川方面に走る事が多かったですね。

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