2011年6月30日木曜日

房州石・古墳(S-8) 秩父・小鹿野・皆野

長瀞で見る事の出来る様々な結晶片岩の中で、小生が一番好きなのが実はこの「紅簾片岩:こうれんへんがん」です。本当はこの断面をお見せしたいのですが、古いデジカメの画像はデータ量が小さくてしかも写りが良くないので御紹介できません。薄いけれど赤いルビーの様な小さな鉱物がこの中に薄く広がっています。古墳の石室の中には「朱」を使う事があるので、何故高貴な・神聖な場所とする古墳にこの紅簾片岩を使用しなかったのか?不思議でなりません。ポットフォールの在る「紅簾片岩」の大きな岩塊は天然記念物に指定されています。その大きな岩塊の表面を接写してみたものです。
偶々、紅簾片岩をお持ちになった方が居られたので、実体顕微鏡で観察しコリメート法で撮影してみました。少しピンボケですが、この様な赤い「紅簾石」と言う鉱物が入っています。天然記念物のものはもう少し鮮やかで、量もとても多いのです。コリメート法の場合のピントの合わせ方がイマイチ旨く言っていません。苦労しています!7月1日追記

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