2011年6月10日金曜日

房州石・古墳(Q-3) 川崎 馬絹古墳

石室の石組みを示す画像が古墳を保存している公園内にその他の様々な説明と共に記されています。やや鮮明さに欠けますが、詳しい資料は川崎市の市民ミュージアムで閲覧出来ますのでそちらを御利用下さい。比較的加工し易い泥岩とは言え、精密な加工が施されているのには驚きますね。こうして、ホンの少しずつ泥岩を組み合わせる事により相互の位置の保持や全体の剛性を高めているのでしょうか?材料が泥岩と言う「岩石」としては比較的柔らかい素材を採用しているので強度不足での撓み(たわみ)が出ていて現在はステンレス鋼材を使用して変形による崩壊を防いでいる様です。
一昨日に福山に出張に参りました時に、夕方少し時間が有り、福山城の石垣を見学しました。古墳の石組みとは同列に論じる事は出来ませんが、此処の石垣は新しいせいかまた別の興味が沸いてきました。

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