2011年2月20日日曜日

房州石・古墳(E-4)稲荷森古墳

いろいろな岩塊を観ていると、意外と平らな面に穿孔貝の生痕化石がある場合と、平らでは内面のどちらかと言うと厚さ方向に生痕化石があるものと、の両方が在る事が判ってきました。それと、この様な生痕化石がある泥岩・砂岩の産地を私は富津から鋸南町の海岸線に求めていましたが、意外と木下層と言う貝化石が濃集している地層の中にもこの様な生痕化石がある泥岩・砂岩が存在する事も判ってきました。縄文海進の時代に海岸線だった場所の「木下層」が堆積した場所の近くにこの様な泥岩・砂岩が存在していたようです。

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