2010年12月20日月曜日

下田市三穂ヶ崎 板見漁港(15)

海水浴客が沢山遊んでいる白浜海岸が直ぐ傍に見えます。手前に三穂ヶ崎の「蜂の巣状風化」面が少し見えていますが、その狭い範囲だけでも随分風化の形状が異なる事がお判り頂けると思います。少し凹んだ部分はかなり硬い表情をしています。
画面左側の半島の様に丘が突き出した部分の海面近くに岩場が見えます。確か其処には貝化石が出ている白浜層群だったと記憶しています。40年ぐらい以前の冬のある日にこの附近を歩いてその岩場に座ってのんびり空を見上げていた記憶が在ります。その時はこの附近の地質景観を再度観察に来る事が出来るとは考えていませんでした。明日からは栃木県の大谷石の景観をご案内する予定です。

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