2016年8月9日火曜日

猿橋付近の地質観察 (6) 脱線・余談-1

猿橋熔岩の末端に近い場所で富士山から流れ出した玄武岩熔岩を観察したのだが、これまで写真では観ていたものの、末端部分での規模が小さいのに少々がっかりした。
大きな溶岩だまりの様なものが出来て流れが止まってしまったのだが、観察できる部分は小さいだけだとと思っていたからだ
そこで、山口県と鳥取県で観た単成火山から流れ出した玄武岩溶岩の柱状節理の画像を見て頂こうと考えた。最初は、島根県との県境に近い現在は萩市と合併した旧須佐町の「畳ヶ渕」は「伊良尾火山」から流れ出した溶岩が川沿いに流れ深い淵に滞留した際に大きな柱状節理が出来たものとされていますが、山口県立山口博物館のサイトでは別々(No.28, No.29)の単成火山とされています。近くの「龍鱗峡」も見事ですが、残念ながら道を間違えて見に行く事が出来ませんでした。

スケール代わりに茶色の防水カバー月のフィールドノートを置いています。



やや上流(鈴野川-田万川支流)の河床風景です。

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