2013年4月21日日曜日

千葉の砂岩の風景 (16) チャートの砂岩 補足

チャートの砂岩と言っても中々納得してくれない友人の為に、細砂と少し粗い礫との丁度境目のサンプルの拡大画像を御案内する。上の画像が大体5~6倍だろうか?画像の左手に目盛が在るのは1mm目盛。左手に少し大きなのが顔を出している。露頭で顔を出していた側。
下の画像はその10mm足らずの岩片の反対側。此方は礫岩の様相を示しているが、この方が「チャート」だと言う事が判り易いと思って掲載。
但し、こいつは露頭で他の奴らに比べて妙に硬そうな顔をしていたのでひっぱたいてみたのだが、実はノジュールの様に石灰化で硬くなった礫岩層だった。千葉には成東石とか飯岡石や木下貝層の固結部とか石灰化で硬くなった石材が分布している。 所々、白っぽいのはその為。
今朝は雨を承知で早朝から北を目指したのだが、桜や満天星躑躅が咲く中で、日光辺りから雪になり、東北道が雪で通行止めだと言う。これじゃとてもフィールドで観察なんて雰囲気じゃないと諦めて午後早く帰宅してしまった。4月だと言うのに、例年必ず寒い雪の日が1日はありますね。

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