2011年5月12日木曜日

房州石・古墳(N-12) 不動岩:富津磯石の故郷へ

前の画像の下の方にも一つ、泥岩の丸まった断片が見えていたが、この地層にも泥岩が壊れて紛れ込んでいる。成層した様子が残っているので、ある程度の強度までは固まったものが、地震や混濁流で流されて堆積したものだろう。この画像の範囲内ではそれ程量は多くなかったけれど、別の層準では泥岩の量が恐ろしく増加している。この附近の地層が堆積した時期はそれ程静かな堆積環境ではなかったらしい。

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