2011年5月29日日曜日

房州石・古墳(G-9)青掘三條塚古墳

散歩道から近付いた正面(?)の画像です。前回は暑い時期でしたからこの附近は緑が多くて判らなかったのでしょう。古墳にせよ、岩石・地層の露頭にせよ、歩くのはやはり夏の盛りを外さないと観察は難しい事が多いですね。

天井石の側面の穿孔貝の生痕化石が多い部分を拡大して撮影しました。上にスケール(165mm)があります。この天井石も富津磯石と考えて問題無さそうです。附近の古墳に先駆けて築造されたものなので、周辺の古墳にも同様に富津磯石を石室に使用している例がもっと沢山在る可能性が高い様に思われます。これはもう少し丁寧に調べてみる必要が在るかもしれません。と言っても、こちらはズブの素人。埋蔵文化財センター等で発掘資料をこつこつ読ませて頂くくらいしか手は有りませんね。

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