2011年5月26日木曜日

房州石・古墳 (G-5) 青掘三條塚古墳

野毛大塚古墳を訪ねた時以来、葺石から思い出してその横を通ったのに立ち寄らずに済ませてしまった千葉県君津市青掘の「内裏塚古墳」の事が気に成り出していました。千葉県では珍しい「葺石」のある古墳だと聞いていたからです。青掘では三條塚古墳の石室の石材を観に行ったのに見付ける事が出来ずにがっかりして帰宅したのですが、葺石は小さくとも遠方から搬入するような事はせずに地元の礫を使う筈だと思ったので、地元の石材=富津磯石を思い浮かべ、となると石室の石材も富津磯石かもしれないと連想した為です。
この日は午後から日本地球惑星連合の連合大会が幕張で開催されていて、東北沖太平洋地震に関連して地震学者の方々の講演会が午後に開催される事になって居たので、午前中に君津市青掘まで足を伸ばしたのです。
前置きが長くなりましたが、どうせならと、三条塚古墳にも再挑戦する事にしました。この古墳については3月1日から4日に触れています。画像は飯野陣屋前の標識です。礎石には生痕化石のある富津磯石が使われています。古墳はこの奥にあります。
尚、古墳の名称については芝山町芝山古墳・はにわ博物館友の会発行の「房総の古墳を歩く」改訂版(ISBN4-9980639-0-1)を参考にさせて頂いています。頼りになるとても良く出来たガイドブックだと思っています。
只、この「三条塚古墳」は現地の表記を考慮して「三條塚古墳」とすべきだったかと思い、表記を全て途中で書き換えました。

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