2011年3月31日木曜日

房州石・古墳(I-14)富津市磯根崎:富津磯石の故郷

富津磯石は他にも似たような岩石を産する場所が多くあるようなので、中々産地を特定する事が難しい。
これは実は砂鉄が多く含まれた砂岩の岩塊なのですが、こんな特徴のある岩塊が石室の何処かに使われていれば、産地の特定がたやすくなるのだがそうは行かない!明日からは少し南の上総湊に参りましょう。

世田谷等々力渓谷に近い「野毛大塚古墳」を見て来ました。此処もさきたま古墳群の展示資料で「房州石」が使われていると記載されていた古墳です。川を隔てた川崎には馬絹古墳があります。同様に「房州石」が使われていると記載されていた場所ですが、これは今回時間が足りずに行けませんでしたが、穿孔貝の生痕化石が在る自然石を切石として加工していないと言う意味からはどちらも「間違い」の様です。何れ近い内に整理してご案内しましょう。

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