2011年3月1日火曜日

房州石・古墳(G-1)青掘三條塚古墳

この古墳は現地に立てられた説明文では、墳丘長122m・後円部径x高:57mx6mで、二重周溝を含めると全長193mに達する大きなもの。
此処の後円部の一部が崩されて中腹に石室に使用された天井石の一部が露出しているとの事だったので、どんな石材が使用されているのか調べたいと思い現地を訪ねた。元々は周囲の遺跡などを廻る「飯野ふる里散歩道」が設けられていたらしいのだが、落葉に埋もれてハッキリしない。野兎とは出会ったが石材とは出会えなかった。
或いは前方部を調べていたのかもしれない!と思うのだが何れ再訪したい。(5月22日再訪)
古墳を含む一体が「飯野陣屋」として堀に囲まれているのだが、旧本丸の一部に飯野神社が在りその門前の石碑、礎石部分に穿孔貝の生痕化石が残る砂岩が採用されていました。「房総の古墳を歩く 改訂版」101頁の解説には、「埋葬施設 横穴式石室(無袖式)、砂岩(自然石乱石積)とあるので、この礎石に使われた砂岩が、古墳から持ち運ばれたものではないかと想像している。

0 件のコメント: