2010年12月3日金曜日

兵庫県豊岡市玄武洞(13)

この画像では二つの厚い板状節理の隅が三角形に上側の岩を伸び其処が縁を取るように脱落していく様子が判ります。又その角の割れ目を作った一つの単位と言うか節理が、更に細かな(薄い)6-8枚程度の板状節理状の横縞で構成されている事が判ります。随分昔に、この様な柱状節理の中の板状節理に付いての文献を読んだ記憶が在りますが、残念ながら手元の文献集には収録していなかったらしく見付かりません。160万年前の噴出だと言うこの溶岩も興味が尽きません。

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