2016年6月7日火曜日

万成石の灯籠

お江戸の三社祭は有名ですが、千葉県浦安市の三社祭りもかなり広い地域で御神輿の渡御が行われるのだそうで、先日、たまたまこの三社祭の行われる「清瀧(せいりゅう「)神社、豊受神社、稲荷神社に用いられている石材の観察に行きました際に、その祭りの規模の大きさに驚きました。
清瀧神社本殿は安政二年(1855)年の再建で、礎石に伊豆産の緑色凝灰岩と石灰質凝灰質礫岩が用いられているのですが、境内の灯籠に淡い桜色の灯籠がありました。万成石と言う確証はありませんが、類例の一つとしてご紹介しておきます。大正十一年十月吉日の記銘があります。
勿論、一対です。別に天保十三年(1842)の常夜灯は石質を確認出来ませんでした。
岩肌はかなり綺麗です。
結晶の粒度を観る為にスケール入りの画像も置きます。

神社は、前日の四日が御神輿の合同渡御。17日夕刻から宵宮。19日までのお祭りの様です。
私は九州の出身で、祭りの様式が全く異なり、三社祭については全く知識が無く残念。
こんな雰囲気の中で、たまたま、当該の三社を巡ってしまいました。

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