2015年10月16日金曜日

葛生地区の石灰石鉱山で観察したドリーネ断面

石灰岩鉱山では採掘過程で様々な地質構造が現れる。凝灰岩が出たりチャートさえも現れたり、当然、鍾乳洞やドリーネ等も出現する事も有る。これはたまたま表土を剥いでいる時に現れた、粘土で埋まっているドリーネの断面。手前まで10m程続いて居た。その際に採掘した鍾乳石に年輪様の縞模様が現れていて、私はこれが大好きでつい写真を撮ったが御覧の様な好天でチョット判り難いかな?2枚目が全体で、以下の画像はその部分的なトリミング。GPSの明るい部分のサイズは50x90mm.ドリーネの真ん中辺りにスケールのハンマーが在ります。
ドリーネに詰まった粘土は鉱山にとっては厄介な存在だが、この粘土で「牛蒡」を栽培すれば、かなり旨い牛蒡が出来る。但し、重機が無ければ収穫できない。秋吉台ではドリーネでの牛蒡栽培が盛んに行われている。興味のある向きは「ドリーネ ゴボウ 美祢市赤」で検索してみて下さい。最後のは地名。私の友人もここで頑張っている。 






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